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パリ在住21年ライター&コーディネーター角野恵子目線のパリ情報です。Keiko SUMINO-LEBLANC, journaliste japonaise, FOOD et Life Style.


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パリの日本酒事情

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la maison du saké ラ・メゾン・デュ・サケのユーリン・リーさん




このところよく
パリの日本酒事情について質問されます。

近い将来、フランス他海外の国々に
日本酒の輸出ビジネスを計画中の方や、
フランスで日本酒を広げる活動をしたいと考えている方、
海外向け日本酒本を企画中の編集者さん・・・などなど。



パリで日本酒はどんなですか?
と質問された時に、
私の個人的な感想としていつも答えているのは

「パリでは日本酒はとても評価が高いです」

という意見。

2011年のサロン・スピリッツ (*こちら!)でも
ワイン評論家や美食評論家、
ソムリエやシェフたちが本物の日本酒に出会い、絶賛する様子を
目の当たりにしました。

フランス人は小さい頃から、
例えばクリスマスのテーブルなどでご馳走を食べる時などに
「これはどこそこの作り手のフォアグラで、他に比べてよりレアだ」とか
「この生牡蠣はどこそこ産で、後味の甘みがすごい」など、語りに語る
大人たちに囲まれて育っています。
だから、
味覚を分析し、美味しいものを評価する文化・習慣が
各自の中にある。

「えー、そうかな?
フランス人なんてろくに料理をしないじゃない」

とおっしゃる方もいると思いますが、
これまで20年間フランスに暮らし、
フランス人の中でやってきた私の感想は上のとおりです。
シンプルに見える(特に美食に興味を持っていそうもない)高校生が
初めて緑茶を口にして
「なんだか芝生の中にいるみたいだね、
どの紅茶とも全然違う不思議な味がする。
でも悪くない、フレッシュで美味しい」
というようなことを言うのです!


美味しいものを評価する(ことができる)フランス人たちの
首都がパリですから、
文化的好奇心の高い人が密集しているわけで、
よって、
選りすぐりの日本酒がパリで評価されないわけがない。
日本酒の試飲イベント salon du saké サロン・デュ・サケも
毎回大盛況です!!



しかし!


「パリの日本酒人気は、メディアでの話。
実際にビジネスとして成立するほどの支持があるのか、となると
話は別です」

と、la maison du saké ラ・メゾン・デュ・サケのユーリン・リーさん。


日本酒ブームを本当の意味でフランスに根付かせるにはどうしたらいいのか?

それを真剣に考え続け、
結果、ラ・メゾン・デュ・サケをオープンさせた彼。

というのも、
たとえ盛大な試飲会を開催し、来場者たち全員が日本酒を絶賛したとしても
それが実際の利益(販売)につながらなければ、
将来的には
各酒蔵の経営者さんも
酒造組合の皆さんも
パリ進出を諦めてしまいます。

膨大な予算、エネルギー、時間をかけて、パリ進出の努力をする面々、
そんな彼らをサポートし、フランス市場への橋渡しをするユーリンさん。

「双方に利益が生まれなければ、続かない。
日本酒のパリでの発展はありえない」


このシビアなフィロゾフィーから
1 試飲イベント開催
2 そこで紹介した日本酒の仕入れ・小売
3 レストランでのサーヴ
全てを満たしてくれるラ・メゾン・デュ・サケをオープンさせたと。


どうしたら、フランスで日本酒が売れるようになるのか?
ずっと考えていると話ていました。
そんな時に、日本でヒットしたボジョレーヌーボーの戦略に
多くを学ぶそうです。

また、ラ・メゾン・デュ・サケは
昨年末、地下にヨーロッパ最大(?!)のウイスキーバーをオープンしたのですが、
それも

「ウイスキーブームは絶大なので、宣伝の必要がありません。
世界中から来店するウイスキーファンの皆さんが、ここで日本酒に出会う、
そんな思いでウイスキーバーを作りました」



ユーリンさんと話をしていると、
本当に応援したいと心から思います。

また、彼がフランス人のお客様にする日本酒の説明も、
彼独自のアプローチで面白い!
例えば、日本酒のタイプを「甘口、辛口」で区別せず
「サケ・モダン、サケ・トラディション」と区別します。
モダンの方はワイングラスで飲んだほうが美味しく、
トラディションの方はお猪口。
その理由は・・・


と、話はつきませんが、このくらいで。



パリで日本酒を買える場所は、
la maison du saké ラ・メゾン・デュ・サケの他に
パリ一番古い日本食材スーパー 京子食品
有名シェフ御用達の日本食材セレクトショップ workshop issé
など。
パリ13区チャイナタウンの中国スーパーにも
かなりレアな銘柄が置いてあってびっくりしました。

また、街場のワインショップでも、品揃えに工夫のあるところでは
日本酒や梅酒を扱っていたりします。
(チェーン店のニコラなどにはありません)
一度、そんなワインショップの販売の方と話をしたら、
日本酒の勉強会に参加したことがあると教えてくれました。
勉強会、どういった組織がオーガナイズしているのでしょう。
ジェトロじゃないだろうし・・・(ジェトロだったら万々歳ですが)
興味があります。

また、
獺祭はパリ支部がありますし、
盾の川も担当の方がパリにいらっしゃって、
食イベントなどに積極的に出展し、プロモーションされています。
一度、獺祭パリ支部の方に
近い将来どこでも普通に日本酒が買えるようになるといいですね、と言ったところ
「実はそれも良し悪しで、管理ができない店で売られるのは困る。
もし状態が悪くなったものを売られてしまったら、
お客様にはそれが獺祭だと思われてしまうから」
との事で、確かに
いい日本酒になればなるほど
ただ数が売れさえすればいいという問題じゃないんだ、特に発展途中の今の時点では、
と思ったのでした。
(注:人件費をかけてでも、自社製品を正しく伝えるために
努力している酒蔵もあるということ)


そういえば・・・
もう10年以上も前ですが、
フランス人ワイン評論家の家に呼ばれた時、
だいぶ前に開栓したであろう日本酒の瓶を戸棚から出されて
「それはもうダメだよ・・・」と思ったことがあります。
日本酒は、コニャックではありません・・・
開栓後に3ヶ月も4ヶ月も戸棚に入れておいたら、
別物になってしまいます。
・・・ということも、知ってもらわねば。
私はいつもフランスの友人に
「日本酒は蒸留酒じゃなくて、ワインと同じだよ。
アルコール度数もそうだし、
栓を開けたら早く飲んだほうがいいのも同じ」
と言っています。





変わって、
飲める店、という店では
ここ数年は
日本レストランに
いい日本酒がずらり揃っていて嬉しい!!
先日行ったpecopeco (*こちら!)や
izakaya issé
うどんのさぬき屋、お蕎麦の更(*こちら!
など。
ユーリンさんのおっしゃる通り、やっぱり飲める店の存在は重要です。
そこでどんどん消費されれば
どんどん広がる、活性化する。


ちなみに、15年前は
ホテル日航の鉄板焼きレストランですら
美少年くらいしかなかった・・・





以上、ざっとですが
パリの日本酒事情でした。
「限られた知識人たちの高尚なお楽しみ」から、
「広く一般に知られる存在へ」。

今年は、フランス初の日本酒コンクール蔵マスターも開催されます。
フランス人ソムリエたちによる
フランス人のための日本酒コンクール!!

パリの日本酒、盛り上げて行きたいです。
美味しいですからね、何しろ!!


⭐︎ ジェトロによるフランスへの日本酒の輸出ガイドブック
ヨーロッパの国別日本酒消費量等
具体的な統計が出ています。
参考になります。








* * * * * * *

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by keikosuminoleb | 2017-02-20 23:20 | パリで日本酒 | Comments(0)
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今年2月にオープンした La Maison du Saké ラ・メゾン・デュ・サケ。
お店の様子は → こちら! にアップしましたが、
ようやく、やっと、
ここのディナーに行きました!

コンセプトはズバリ、IZAKAYA!
メニューも、日本酒に合うラインナップです。
細かく単品で注文するのもいいですが、
この日は
OMAKASEメニュー42ユーロ
(1人分、約10品)をチョイス。

日本酒も、
今月のおすすめ3種類飲み比べを選びました。
厳選3種45ユーロ


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こちら! にも書きましたが、
ラ・メゾン・デュ・サケは月替わりで日本各地の酒造を招待し
店頭で大きく紹介しています。
これまでに、佐賀、四国、などがゲストに。
7月のゲストは京都!





オーナーであり
マネージャー、コンセプターでもある
ユーリン・リーさん。
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酒サムライの一人です。
*シャンパーニュ騎士団、ボルドーワイン騎士などあるように、
日本酒界のシュヴァリエ(騎士)に当たるのが
この酒サムライ。
フランス人酒サムライは現在2人のみ!

この日の3種ラインナップを以下に:
京都 羽田酒造『北山の里』
兵庫県 小西酒造『キュベ小西シュールリー』
香川県 川鶴酒造『川鶴』


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日本酒や和食は
器もいいですよね。
こういうディテールに
フランス人はとても敏感。



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この日のおまかせメニューは;
やわらか新キャベツと出汁醤油、
枝豆、
コーンのかき揚げ、
茶碗蒸しetc・・・


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鴨南蛮は鴨を抜いてもらいました。
しかしうまかった・・・
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ピリッと辛みの効いた薬味のネギ、
こういうのがフランスにはないのです。

こんなにクオリティーの高い居酒屋メニューを
パリで食べられるなんて〜〜〜!!!




75席の大箱!
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写真左がシェフ。
コルドンブルー出身です!


「たとえ日本酒を紹介するイベントを企画したとしても、
それだけでは不十分なんです。
試飲をしてもらって、
せっかく気に入ってもらえた日本酒も
買いたいと思った人にお売りできなければ
酒蔵さんたちの努力は実を結ばない。

そのジレンマをずっと抱えていました。

そこで、
ラ・メゾン・デュ・サケを作りました」



と、ユーリンさん。
そんな思いがあったのですね・・・



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レストランの冷蔵庫には
約120本の銘柄が並んでいます。
どれも、ユーリンさんが試飲し、
厳選したものばかり。

「この冷蔵庫も今は1台しかありませんが
近い将来もう1台増やす予定です。
毎月約千本の販売量を
3倍にしたいと思っています」


こんなに頑張って日本酒を広めている
フランス人がいるなんて!!
感動しますよ!




こちらは店頭の陳列棚。
夏季はは商品の劣化を配慮して
あまりお店には並べないのだとか。
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ユーリンさん、日本酒と和食の世界
堪能しました!
&
感動しました!!

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左がユーリンさん。
右は、
この日、ディナーを共にした東京の友人の一人。
ユーリンさんお見立ての一本を
私にプレゼントしてくれたのです❤️
ごちです!

この友人も日本酒マニア。
いつか、銀座『い組』に
ユーリンを連れて行きたいね!
あそこには流通しない希少な品が
たくさんあるから。
(『い組』を教えてくれたのも、じつは彼)



さて・・・

プレゼントしてもらった日本酒『古伊万里酒造・前(さき)』を、
パリに引っ越してきてから知り合った
ご近所さんたちと飲みました。
みんな、そのまろやかさに驚き、
「アルコールは体質に合わない」と言っていた
パリジェンヌも、お代わりしたほどです。

フランスででは「saké(サケ)」というと、
大変残念なことに、
中国レストランで食後に出てくる
透明の蒸留酒のことだと思う人がほとんど。
あれはあれでいいとして、
日本酒はワインと同じ醸造酒で
アルコール度数も16度程度、
香りも味わいも繊細な、別物なんだよと
教えることから始めなくてはなりません。
が、飲めばみんな好きになる!
これは例外なし。

ブルゴーニュ出身の若者で
ワインは苦手だけど日本酒は大好物! という人も知っています。

ユーリンさんのような人が、
根っからの美味しいもの好きで食いしん坊な
フランスの人たちに、
日本酒を伝えてくれるのは
本当に嬉しいです。


私もユーリンさん、全力で応援しますよ〜〜〜〜〜!





PS
プレゼントしてもらった
古伊万里酒造の『前(さき)』、
特別なお酒のようで、
蔵元もネット販売をしていないとのこと。
問い合わせはこちらから→古伊万里酒造コンタクト
あー、こんなにいい日本酒を
もう飲んでしまったよー!!!


PS2
7月25日から、私、
パリ13区に住んでいます。
2001年〜リュエイユ・マルメゾン(ナポレオン妃ジョセフィーヌの城)
2006年〜シャトゥー(印象派の島)
合計15年間の
パリ郊外ライフにピリオドを打ちました。
これからも有益で、ちょっとハッピーになれるパリ情報を
たくさんお届けしたいと思います!






*****


角野恵子の共著書、翻訳本、よろしければ手にとってご覧くださいませ。








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by keikosuminoleb | 2016-08-10 18:59 | パリで日本酒 | Comments(6)
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La Maison du Sake 今年2月、ついにオープンしました!

ラ・メゾン・デュ・ショコラではなく、
ラ・メゾン・デュ・サケ!

パリのど真ん中に誕生した、
日本酒のためのマルチ空間。
なんと500平米を超える、大スペースです!


その使い勝手は・・・
1 サケテーク:100種類を超える厳選日本酒の専門店
2 イザカヤ: 言わずもがな、日本酒と和食のレストラン。
3 サケバー: ワインバーの日本酒版。カウンターで軽く一杯049.gif

これにプラス、試飲会のためのスペースもあります。


実は、ラ・メゾン・デュ・サケには
明快なコンセプトがあり、
『毎月1県、または1地方をゲストに招き、
その土地の日本酒(と物産)を、大々的に紹介する』
というもの。

2月のオープン以来、すでに佐賀県と京都の日本酒が
ここからフランスへと発信されています。


そして、今月のゲストは、四国!
私も4月11日の試飲会に参加させてもらい
せっかくなので店内をぐるりと見学・・・


以下、
どうぞご一緒に!


ガラス張りのドアを開けると、すぐにカウンター。
ここがサケバーコーナーです。
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カウンターにいるのが、オーナー&コンセプターの
ユーリン・リーさん。
フランス人で最初の、酒サムライの一人。
酒サムライ、とは、日本全国の若手蔵元が集まり、
日本酒に貢献する人物に贈呈している称号、のようです。
詳しくは→酒サムライ公式HP

(ワインやシャンパンの “シュヴァリエ” のようなものだと
私は理解しています)

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ワイングラスで飲む綺麗な日本酒。
1杯3ユーロ〜。


「この日本酒、買って帰りたいな」と思ったら、
すぐ後ろのサケテークで購入できる!
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サケテークで扱う日本酒の種類は
100以上!
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奥へ進むと・・・


ざっと70席はある、広々ダイニング!
イザカヤ!!
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ユーリンさんが大好きな、カウンターもあります。
しかも、長さ10メートルという、巨大カウンター。



イザカヤではワイングラスではなく
おちょこですね。
箸の斜め置きがおしゃれ。
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さらに奥には、畳の間。 ここは20席分。
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サケテークを真剣に調査している白髪の老紳士は
ワイン評論家のミッシェル・ドヴァーズさん。こんな方です→ソシエテ・ボンヌのブログ
「光が好きでしょう?」
と、店に入るやいなやユーリンさんに一言。
それくらい、店内は自然光がたっぷり!
そして店内を奥へと進むと「紺と光のコントラストがいいね」。
派手な仕掛けではなく、光と色でもって
ドラマティックなムードを表現した内装。
ドヴァーズさんも感心の、
パリにはちょっとない演出です。



さて、冒頭の四国のお酒の試飲の話に。

ワインの生き字引=ドヴァーズさんと一緒に
試飲をさせてもらって痛感したのは、
「フランス人に日本酒を説明するときは
ワインと同じ方法を取り入れると伝わりやすいのでは」
ということ。

ワインはまず、テロワール。
日本酒を紹介するときも、
その土地の写真をたくさん見せてあげるといいと思いました。
こういう風景の中で、こういう人たちが生活し、
こんな食べ物を食べているんだ、こんな文化があるんだ、
というところを、丁寧に見せてあげることがまず、必要だと。
いうまでもなく、地図は必須です。

その土地のイメージがつかめて初めて、
「そうなんだ」と入って行ける。

ラ・メゾン・デュ・サケのユーリン・リーさんは
さすがにこの部分、よくご承知で
試飲会のテーブルには
素敵な写真満載のパンフレットが
用意されていました。
これら、パンフレットの素晴らしい写真を、会場の一番目につく場所に是非!
壁面のプロジェクター映像がよく目立つように、
テーブルの位置をそちらに持って行くと良かったのかな?



そして、フランスワインは
ボルドーなりブルゴーニュなり、
テロワールごとに特徴が異なりますが、
日本酒は土地・地面の個性というよりも、
各蔵元の目指すもの、技、そして水が
特徴を作るのだということも、わかってもらわねばなりません・・・
いちいち面倒ですが、ここも丁寧にやって行かねば・・・

「四国の日本酒の特徴は何?」
「他の土地の日本酒と比べて、どういう違いがあるの?」
「じゃあ、日本酒にテロワールは存在しないの?」

などなど、ドヴァーズさんからは
本当に、ワイン的な質問ばかりされたのです。

つまり、フランス人は
ワインの頭で日本酒を理解しようとする、のかもしれない。
それならこちらも、それ用に準備した方が
通じやすいというものですよね。
(コミュニケーションがスムーズだと、お互いとても気持ち良いです)


この日お会いした愛媛、香川、徳島の蔵元の皆さんは、
四国の日本酒の特徴について
的確に説明してくださいました。

「瀬戸内海の海の幸は
ヒラメやタイなど淡白な白身のお魚が多いので、
日本酒はそれを補う旨味・甘味の強いお酒が多い」


ご説明、ありがとうございました!


この日試飲した四国3県瀬戸内海の日本酒、
各蔵元の特徴はそれぞれに
どれもとても美味しかったです。
追って銘柄を追記します。

*以下、追記です!
5つの蔵元が、それぞれ3種類の日本酒を紹介!!

− 山丹正宗
− 山丹正宗大吟醸
− しずく媛

 *愛媛県観光物産協会公式オンラインショップを
  楽天市場ショッピングサイトに発見!
  もう一度是非飲みたい『しずく媛』、蔵元の定価1,566円で購入できます→山丹正宗 しずく媛
  愛媛県初の酒米しずく媛で作った日本酒、角がなく、慈悲深いまでにまろやかで
  海外に暮らす日本人には、もう癒しの旨味・・・にしては、ずいぶん手頃なお値段ですね・・・


− 阿波太閤
− 己道
− 瓢太閤(ひさごたいこう) 純米大吟醸


− 國重 純米吟醸
− 國重 吟醸
− 國重 特別純米


− 川鶴 袋しぼり中垂れ純米原酒
− かわつる さぬきよいまい
− 川鶴 讃州おいでまい


− 水と米
− 鳴門鯛 大吟醸
− 吟醸しぼりたて生原酒

  かく蔵のHPから、オンラインショップで注文ができるところもあります。
  是非チェックを。




近いうちに、ラ・メゾン・デュ・サケ、また行きますよ!!
ちゃんと着席して、1人の客として味わいたいです!!



11, rue Tiquetonne
75002 Paris
tel; 09 67 61 97 03
営業時間:サケテーク 11時〜(日曜は18時〜)
イザカヤ 19時〜
定休日:なし







ラ・メゾン・デュ・サケの
ディナーの様子 → こちら! アップしました!!!


ラ・メゾン・デュ・サケは
新しく生まれ変わったレ・アル こちら! からも徒歩圏内!!
この1〜2区エリア、変わりますよー!





【追記】
パリの日本酒事情、実際のところ
本当に盛り上がっているのか?!
ユーリンさんインタビューを交えて書きました⇨こちら!


* * * * * * *

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by keikosuminoleb | 2016-04-14 05:57 | パリで日本酒 | Comments(0)