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パリ在住21年ライター&コーディネーター角野恵子目線のパリ情報です。Keiko SUMINO-LEBLANC, journaliste japonaise, FOOD et Life Style.


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カテゴリ:museum 美術館・名所( 44 )

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2015年の写真ですが・・・


建築文化財博物館。




先日、(2019年5月)

ゴールデンウイークにパリに来た

東京の友人にオススメしたところ

とても好評だったので、ブログにアップします!



東京の国立西洋美術館で
現在、『ル・コルビュジエ展』が開催されていることからもわかるように、
ル・コルビュジエはとても人気の高い建築家。


そしてル・コルビュジエといえば、

マルセイユのユニテ・ダビタシオンです。


ユニテ、つまり集まったもの、
アビタシオン、つまり住居。
住居が集まって一つになったもの・・・団地、ですね。


シテ・ラディユーズ 〜輝く都市 とも呼ばれています。

なぜ耀く都市なのかというと・・・

ル・コルビュジエが導き出した

『近代建築の5原則』をウイキペディア等で見てくださいませ。




この『近代建築の5原則』の全てを具現化したのが

マルセイユのユニテ・ダビタシオンなのだそう。


ぜひ行きたい!

しかし、マルセイユは遠い。



それがパリで見られるのです! 最高だと思いませんか?!



建築文化遺産博物館へGO !
トロカデロ駅を出りてすぐ。



前置きが長くてすみません・・・


じゃ、早速中へ入ってみましょう!

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お邪魔しま〜す❤️





玄関を入ると、コート掛け。


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このワンクッションのスペース、
使い勝手良さそうです。

日本では玄関があって当たり前ですが、
私の住むぼろアパートは
ドアを開けるとすぐ、直接に住空間。



さらに先へ進みましょう・・・


リビングが見えます。




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壁の色や、スイッチのデザインなども
いい感じ。

階段がはしご状態なので、

窓から入る光をさえぎらず、室内が明るい。




階段下は、電話コーナー。

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昔、山梨の実家でも
階段のところに電話を置いていました。
懐かしい。



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電話コーナーの反対側、

リビングに入ってすぐ左手がキッチン。


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とてもコンパクトながら

細かいところまで上手に空間を使っています。


こまごました工夫をいちいち実感し、
感心しつつ見学していると、
写真の枚数がかさんでかさんで・・・・


戸棚をあえてナナメに切ってあったり・・・

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そしてこの、お茶目な色使い!!




キッチンは、いわゆるシステムキッチンのハシリ
といった感じ。


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アルミ素材だと思うのですが、
(ステンレスかな?)
厚みがあって、いもののような風合いです。



もう、いちいち可愛すぎて、

ママレンジにしか見えません。



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↑ で、やっぱり
工夫があるでしょう??




蛍光灯むきだしの照明すら、かっこいいです。

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ル・コルビュジエお得意の
仕切りを兼ねた家具が、
キッチンとリビングの間に。

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この、「向こうが見渡せる高さ」、

絶妙です〜〜〜〜〜〜







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ダイニングスペースの天井は

モジュロールの寸法で結構低め。

が、その先、

リビングは吹き抜け天井!

だから、狭苦しい感じがしない!!!



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低い天井が、こんなに親密な

いい味わいを出すとは、知りませんでした。

第一、食事をするときは

座っているので、決して天井低くないわけです。






キッチンとダイニングの仕切り家具に

お皿などを収納・・・

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ダイニングテーブル側から食器を取って、

そのままテーブルに並べることができる!

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そして開放的なリビング!
全面窓から、マルセイユの光が燦々と降り注ぎそう!!


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インテリア類も良いですね❤️

機能的で、かわいい。

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全面ガラス張りの窓の向こうは、テラスです。
(マルセイユなら、ここから海を見渡せるのかな〜)

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こうやってみんなが座っていると
縁側みたい! 笑





決して豪邸ではないですし、
100平米越えの広々マンションでもないですが、
住んでみたいと思わせる楽しさがあります。

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今思ったのですが、ここ、何平米あるんだろう・・・
調べますね。
メザニンをカウントしない純面積(というのかな?)なら、
せいぜい70平米がやっとでは?




そのメザニン部分 ↓

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ダイニングの上に、何があるのでしょう?


抜け感のいい階段を上って、見に行きましょう〜〜〜


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ジャーン! 夫婦の寝室です!

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ここもやはり、仕切りを兼ねた家具で
機能的に。

でも全面棚にせず、一部光とりの抜け部分を確保している。
これ、小さいことに見えて
とても重要だと思います。
これでどんなに心地良さがアップすることか!





夫婦の寝室から、
テラスとリビングを見下ろしたところ。


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夫婦の寝室を出て、廊下を進むと、
向こう側(突き当たり)に子供部屋が2つ。


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廊下には押入れ(クロゼット)と
シャワー、トイレ、洗面所が
それぞれ別にありました。(確か)



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子供部屋①

ベッドの背の向こうは、洗面コーナー。

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これがその、洗面コーナー。



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朝、身支度するときに
小さなバスルーム(ここんちはシャワールームでしたが)1つでは
家族全員には不便です。

自分専用の洗面台が部屋にあれば
その不便を十分、解消できます。



2つある子供部屋は
こんな感じで隣り合っていて、

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子供らの気分次第で引き戸を開き、

広く使うことも可能。







子供部屋②

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とても狭いですが、広くしたい時は広くできるので
実際に住むと
狭苦しい感じはしないと思います。




第一、ご覧ください!
窓側はこの抜け感ですよ!
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ひと続きのテラス!!

つまり、リビング側の窓から一直線に
子供部屋の窓まで光が抜ける!

風通しも最高でしょう!!



そして、やっぱり縁側❤️

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ル・コルビュジエ、仕切りの天才ですね。




テラスには、作り付けの石のテーブル。
(コンクリートだったかも・・・)

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ここに立ちながら、つくづく思いました。

「なんでこのプランを活用しないのか」

と。

日本の団地(社宅)に住んだこともありますし、
木造モルタルのアパートも経験しました。

子供が2人いる家族が
わずか70平米程度のスペースに
これだけ豊かに暮らせるとしたら、
もう余計なことは考えず
ユニテ・ダビタシオンを造って!と言いたい。

各自の部屋があって、
プライバシーも十分で、
テラスや吹き抜け天井のリビングもあって、
光と風が通り抜けるアパート。

欲しいものが全部そろっています。






最後に、ここは玄関。

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多分、家族の掲示板みたいに使うのかな?

こういう工夫も、小さなことですが
暮らすと大きいんですよね。

ル・コルビュジエさん、こまごまとした暮らしやすさを
あれこれ考えるのが大好きだったのかもしれないな。
そんな風に思いました。







おまけとして、
建築文化遺産博物館が
どんなところか、少し写真を。

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フランス各地の建築遺産の模型が
集まっています。
どれも歴史上のある時点で、国王などの要望で
作られたもの(だったはず)。
その場所まで行かずとも、研究ができるように・・・



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こういう歴史的遺産を見たくて出かけて、
思いがけず
ユニテ・ダビタシオンを観れたのですから、ラッキーでした。




しかも、窓からはこの絶景!

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サッカーユーロ杯前だったので
エッフェル塔にボールが飾ってありますね。







近代建築の展示フロア
ずっと奥にユニテ・ダビタシオンが見えます。
(わかるかな?)

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実際に住んでいる気分になって(座ったり、ドアを開けたり)
見学できるというのも、とても良かったです。


ル・コルビュジエファンのみなさま、
建築ファンのみなさま、
エッフェル塔ファンのみなさま、

心からオススメします!









Cité de l'architecture et du Patrimoine
1 Place du Trocadéro et du 11 Novembre
75116 Paris









東京の友人からのお土産。
バイブルになりそうです! ありがとう!!






*****


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by keikosuminoleb | 2019-05-12 05:47 | museum 美術館・名所 | Comments(0)
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現在グランパレにて、
ROUGE(ルージュ)展が開催されています。






ルージュ、赤、すなわち社会主義・共産主義。

赤の国、ソヴィエトが夢見たユートピアを、
当時のカルチャーでふりかえる展覧会が
現在グランパレで開催されています。

2019年7月1日まで!


ソヴィエト時代の芸術展覧会はフランス初の試みだそう。
(ということは、ほぼ世界初?)



1917年の10月革命から

スターリン歿年の1953年までの36年間を、

400点の作品で見せる、大規模な展覧会。。。




ということで、見てきました。




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そしたらば、あれれ?

なんだかアートが、かわゆい?




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サヴィニアック的?


ジャック・タチ的とも言える??



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時代的には、確かにかぶっていますが・・・


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「これからの時代、宮廷や神殿の建築はもう必要ない!

労働者の日常を豊かにする

実用のアートこそが必要だ!」





印刷物の色は2、3色に絞られ、

建築も、デザインも、どんどんシンプルになり・・・



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そしたらば、コルビュジエ的ですよね?



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こちらもやっぱり、時代はかぶっていますが・・・



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アールデコの20年代から

ミッドセンチュリーまで、

ソヴィエトとフランスは互いに

影響し合っていた、ということ??


芸術家の交流が密接だったのですかね。




密接だった、のでしょう。


第二次世界大戦直後に行った世論調査によると、
フランス解放のために最も尽力した国は「ソヴィエト」と答える人が
フランスには圧倒的に多かったそうです。

ノルマンディー上陸作戦のアメリカではなく、ソヴィエトです!

理由は、「最後までナチスドイツと戦った国」だから。


これ、ラジオのニュースで知りました。
「このように歴史は、勝者によって書き換えられるのですね」
と、アナウンサー。


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機能的な家具デザインは、今人気の北欧デザインに通ずる・・・




資料の中のデザインを、展示で再現 ↓

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色の使い方も、とてもオシャレです。

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これ ↓ コルビュジエの
シテ・ラディユーズにしか見えません。

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コルビュジエのユニテ・ダビタシオン、
マルセイユに見に行きたいな・・・





さすが、ロマノフ王朝を支えた文明国。

共産国になっても、美的感性の鋭さは変わらず存在した、
と、あっさりレジュメしてはいけないのかもしれませんが
そう感じる展示内容でした。



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アートの中で、労働者階級が主役になっています。



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当時のフィルム上映もあり、

ソヴィエト時代の人々が公園で過ごす休日の様子や、
レーニングラードの宿舎の様子、
毛皮店の社員教育の様子などなど・・・

「このままうまくいけばよかったのに・・・」

と、思わずにはいられませんでした。

働いた人が報われる、まっとうな社会。

しかし、お金主義(資本主義)に負けたんですよね・・・


と、すっかりプロパガンダにはまった私!



これまた、さすがの先導テクニックですのう。




でも、共産主義・社会主義の支持者でななくても、

ソヴィエト時代の芸術には惹かれるものが

確かにありました。

いつか旅してみたい土地、見て感じたい文化です。



展覧会の締めくくりは、素敵なお土産ショップ!


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アーティストとコラボした
今回の展覧会の限定グッズも!

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赤と黒、幾何学模様は

決して古びないのでした。



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アーティスト Alicia Andrei アリシア・アンドレとのコラボです。


以下、e-shopからも購入できます ↓















旅するにはちょっとハードルが高い国なだけに、

今回の『ROUGE』展、見ることができてよかったです。


2019年7月1日までです!
















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by keikosuminoleb | 2019-04-27 05:24 | museum 美術館・名所 | Comments(0)
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2018年10月26日

ヴェルサイユ宮殿のお土産ショップ(*こちら!
『クール・ド・マルブル』オープニングパーティの前に、

修復されたばかりの
ルイ15世王女マダム・ヴィクトワールの部屋を見学しました。


さすが、オフィシャルサイトの写真は完璧です!

そしてどうしても、
ソフィア・コッポラ作『マリー・アントワネット』を
思い出して・・・しまいますよね!?





サイトの写真とは違って、
私たちは
夜のヴェルサイユ宮殿を見せてもらいました。

ですので、
1枚目の写真でも分かるように
とても薄暗く・・・
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当時はピアノではなく、
ツェンバロだったのですよね。
繊細で優美。

「王女の寝室を見学してください」
との案内から、
てっきり1つの部屋を見るものだとばかり思っていたのですが、
エントランスの間から始まって
応接の間、
音楽の間、
書斎の間、
寝室も2つ?

たくさんの部屋で構成されていました。

さすが王女です。





こちらが書斎。
(と言うより、個人の図書館か・・・)
天井が低くなっています。
この方が本に集中できます ↓

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変わってこちらの部屋には
パイプオルガンが。

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プライベートのパイプオルガン!
どうやって蒸気を送ったのでしょう?




照明が本当に暗く、
内装の細部や色を知ることはできなかったのですが、

夜のヴェルサイユ宮殿を見られたことで
電気のない当時の王侯貴族たちの暮らしに
想いを馳せることができました。

インテリア好きの方、
そしてインテリアの仕事をされている方には
ぜひ見学をおすすめします。
たとえ自分の趣味ではなかったとしても、
一つのスタイルとして
本物を知っておきたいですよね。
マダム・ヴィクトワールの部屋は
繊細で優美なルイ15世スタイル。




見学の後は、カクテルパーティ。
これまた重厚な内装の会場内に、
ラデュレのマカロンのピエンスモンテが
いくつも置かれました。

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ヴェルサイユ宮殿、
ラデュレ、
伝統の室内装飾・・・
フランスは今も影響力があるなあと実感。


そして、フランスからは学ぶことが沢山あります。

例えば今回のお土産ショップのように、
自分たちの持っているもの
(つまりヴェルサイユ宮殿というネームバリュー)を最大限に生かして
長く有効にメリットを享受する作。
こういうアイデア戦略に長けていますよね。

そのためのマーケティングやブランディングもうまいです。


感心ばかりしていないで
私もこういう気づきを自分に活かさねば。





お土産ショップ情報は以下です! ↓

















楽天トラベル

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by keikosuminoleb | 2018-12-01 20:00 | museum 美術館・名所 | Comments(0)
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© Didier Plowy



ヴェルサイユ宮殿のお土産ショップ
『クール・ド・マルブル』が
2018年11月26日オフィシャルオープン!





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素敵な招待状(写真上)が届いたので
オープニングパーティへ出かけました。






夜のヴェルサイユ宮殿。

だだーん!(と、音が聞こえてきそう)

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石畳をひたすら前に進みながら、

このきらびやかさに改めて・・・

・・・よく造ったものだと。


そして、よく修復したものですよね!!
屋根の窓枠など
ものすごい金箔の量!




ライトアップされた
夜のヴェルサイユ宮殿も
趣があっていいですね〜


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クール・ド・マルブルのショップは、この写真のちょうど左側。



クール・ド・マルブル、すなわち
大理石の中庭。

暗くて全然わかりませんでしたが、この写真の中庭部分の床が
迫力の大理石細工になっています。







そして私は訳あって
遅刻して到着。
すでにオープニングセレモーには
スタートしており・・・


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ものすごい人の山!



と思ったら、ファッションデザイナーの
シャンタル・トーマスさん!


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彼女の作ったものを身につけるのが
学生時代の夢でした〜😍

スタイルのある女性は
年齢を重ねてさらに存在感を増しますね。
素敵!






こちらがブティック
クール・ド・マルブル入り口!


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各部屋の品揃えが
テーマ分けされていて、
ショッピングが楽しい!!!




まずは王妃の部屋。

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© Didier Plowy


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マリーアントワネットにちなんだ商品が
ずらり並んでいます。

クール・ド・マルブルのコンセプトは、

フランスの伝統技術を継承する
選りすぐりのメゾンに、
ヴェルサイユ宮殿オリジナルのグッズを作らせ
販売すること。


陶磁器の『ジアン』、
アクセサリーの『レ・ネレイド』、
内装テキスタイルの『フランソワ・ポワソン』
etc

有名メゾンばかりです。
そして、ここにあるものは
他では購入できません!

ますます行きたくなりませんか?!





Gien

『ジアン』の絵皿、種類豊富にありました。


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『ジアン』アートディレクターのマリエルさんに、
この後のパーティでばったり。

マリエルさんの住まいは→こちら!





オフィシャルフォトを交えつつ、
商品をざっとお見せします。


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Antoinette Poisson
↓ 『アントワネット・ポワソン』

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ゴブラン織り?
ジャガード織りかな。
Mのイニシャルをあしらった商品は
この他にもいっぱい!

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王冠のペンダント〜


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部屋が変わって、こちらは
キッチンの部屋。

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© Didier Plowy






Debeauve et Gallais
ドゥボーヴ・エ・ガレ

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配り用に便利な
小箱入りのチョコレートも! ↑




食べるのがもったいなくなる、こんなものも ↓

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la cocotte
『ラ・ココット』 !!

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ココットがマリーアントワネットになっています!!!





ガーデニングの部屋もありました。

Maison Baluchon
『メゾン・バリュション』

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住まいの部屋。

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© Didier Plowy




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Bernardaud
ベルナルドのキャンドルスタンド
リトファニー。

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ベルサイユ宮殿の絵柄!





子供の部屋もありました。

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© Didier Plowy




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首の部分を
金糸でかがったボディーとか。

なんとも言えません :-)
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この後、修復されたばかりの
「王の娘の寝室」なるものを見学させてもらい、

その後にカクテルパティー、

というソワレでした。



常々、パリのお土産は何もかもがかわいらしい! 

と思っていましたし、

美術館のお土産ショップは最高のプレゼントの探し場所

とも思っていましたが、
ここ、ヴェルサイユ宮殿の
クール・ド・マルブルは桁外れの規模です。
生活雑貨が一通り揃う感じ。

お土産探しというよりは
真剣にショッピングをしたくなる、そんなお店でした。



ベルサイユ宮殿の門を入ってひたすらまっすぐ、
その突き当たりの左にあります!





【追記】
『クール・ド・マルブル』を見た後は、
王女の部屋を見学、続いてカクテルパーティ、でした ↓










ロフトネットストア


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by keikosuminoleb | 2018-11-29 04:37 | museum 美術館・名所 | Comments(2)
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モンマルトルの丘のぶどう畑



花時間webの連載が

更新されました!

モンマルトル美術館の庭情報です。




この夏、パリは連日快晴。

こんなに気持ちのいい夏は、何年ぶりかと思うほどです!

だからこそ、この耳より情報は
声を大にしてお伝えしたい!



7月の木曜日、
モンマルトル美術館の全館入場券(16ユーロ)を購入すると、
ジャン・ノエル・アトンのグラスシャンパン一杯と
おつまみが、美術館の庭で振る舞われます!!

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ジャン・ノエル・アトン、
実はこの日まで知りませんでしたが
大変コスパのいいシャンパンでした。



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日本では明治屋で取り扱いがあります。






パリのお庭で優雅にシャンパン・・・!!



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木曜日は、閉館が22時とゆっくりなので
気持ちのいい夏時間の夕べを満喫できます。

このサーヴィスは本当、オススメ!!
(シャンパン一杯でも16ユーロしますからね、普通!)




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モンマルトル美術館へ行ったら、
ぜひ見て欲しいのがモンマルトルのぶどう畑。




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この階段を降りて行き・・・


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展望が開け、その先に・・・


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ご覧ください!



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チアーズ!

カンパイ!!

サンテ!!!

スコール!

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夜9時頃でもこの明るさ。


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情報は以下を!!!








MUSÉE DE MONTMARTRE
12, RUE CORTOT 75018 PARIS
電話/ +33 (0) 1 49 25 89 39
開館時間/10〜19時(4月〜9月)、10〜18時(10月〜翌3月)
*7・8月の木曜日は22時まで開館
定休日/なし











韓国通販レディースファッション【NAIN】



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by keikosuminoleb | 2018-07-17 15:24 | museum 美術館・名所 | Comments(4)
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4月ももう半ば。
日本の関東地方は
桜の話題もとっくに一段落していると思います。

パリの方も、さすがに満開を通り過ぎ・・・

パリ植物園の名物桜は
先週末が満開でした。

夕方4時半頃に見に行くと、それはそれは、ものすごい人の出!

この巨大な桜はなんと一本桜で、
詳しい品種名は分かりませんが
なんにしてもものすごい大木です。
花の色は白。
立派な枝ぶりをくぐって、木の下に入ると
万華鏡の中はこんな感じ?! と思わせる
別世界があります。




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昨年撮影した、枝の下、内側からの動画。




先週末も、大勢の人たちが
枝の内側に入っていました。
でも私は、なんだか桜の木がかわいそうで・・・

もっと人がいなくなった時に
改めて見に来るよ、と去りました。


パリ植物園には
私が数えただけでも、ざっと7、8種類の
桜の木があります。

白、ソメイヨシノのような薄ピンク、
八重桜、などなど。




↓ 2月に満開だった寒桜、
先週末はこんな様子。

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驚くことにまだ、花がありました!

同じ木?
自分を疑いたくなります・・・
でも、同じ木です!!

桜は種類によって、開花の時期がいろいろ。
種類の様々な桜の花を
こうして長く楽しめるのは、
パリの桜ならでは、かもしれません。

日本の、あの一斉に咲く
ソメイヨシノはやっぱり見事ですが。




そんなパリの桜。

実はいろいろな名所があって、
中でも一番有名なのはソー公園の八重桜です。
ここは代々、在仏日本人が
花見をすることでも知られています。


2016年のゴールデンウイークに開催した
パトリック・ロジェさんのアトリエ訪問ツアーでは、
運良く、ソー公園の桜を見ることができました。
→ こちら!

5月4日は遅すぎるだろうな〜と思っていたので、
本当にラッキーでした。
その数100本以上と言われる八重桜、見ごたえありました!





もう1つ、隠れた名所として、
プチパレの中庭があります。
ソー公園が整然と整えられたフランス庭園なら、
プチパレ中庭は、自然な情緒のある英国式。
2016年4月の写真を・・・


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満開にはまだ早く、
固い蕾が目立ちました。

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回廊のステップに腰掛けて
日向ぼっこがてら花見をする。
そんな人たちがいましたよ。
ちなみに、回廊にはカフェがあります。
軽食やお茶、ワインなど。

中庭へのアクセスは無料!
(パリ植物園も入場無料です!)








そして!

私の今年、
2018年ナンバーワン桜スポットは
フランス国立図書館(フランソワ・ミッテラン図書館)です!!!


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巨大なウッドデッキで四角く囲った中庭を
上から見下ろすような作りになっています。
建築家はドミニク・ペロー。(フランス人)
ちょうど今年20周年を祝う建築とは思えないほど
現代の私たちが求める快適さがあちこちに。


威圧的な鉄筋コンクリート建築ではなく、
木とガラスで作った明るいビル、というのがまず
現代の私たちににピタリときますし
ウッドデッキや、
緑をたっぷりと使っていることもそうです。



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こういう位置から見る桜というのは
なかなかないな〜と。
白い桜、桜んぼが実る頃に
また見に来たい💗



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鳥の巣ばこがあちこちに設置してあるので、
さくらんぼのシーズンは
小鳥たちのパラダイスでしょう。



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こんなに興味深い桜スポット、
うちの近所にあったなんて。

で、後で思い出しましたが、私
去年もここの桜を見ています。
でも、去年の私は
パリ植物園の一本桜の虜になっていて、
フランス国立図書館の桜のことを
忘れてしまったのでした。

来年はどんぴしゃりのタイミングで観に来るぞー!

フランス国立図書館の入場は無料。
図書館の利用は有料になります。
以下、日本語サイトを御覧ください。







ところで・・・
「花探し」という林真理子さんの
小説タイトルを思い出しました。
ストーリーはよく覚えていないのですが、
林さんらしい、皮肉な感じの、
そして寂しさの残るお話だったと思います。
私もパリで花探しをしているのかな?
みんな、花探しが必要なのかもしれませんね。
また小説を読みたくなりました。(けどどこにしまったか・・・)








【お知らせ】
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2018年ゴールデンウイーク企画!
5月2日(水)15時〜 
マンダリンオリエンタル・パリのラグジュアリーを体験するツアーを
開催します。
シェフパティシエのデモンストレーションが目玉!!
ぜひこの機会に、パラスの格式を実感てください!
詳しくは→ こちら!







*****


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by keikosuminoleb | 2018-04-14 16:41 | museum 美術館・名所 | Comments(0)
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昨年10月から開催されている
ベルナール・ビュフェ回顧展

昨年のクリスマスイブに見に行きました。
(つまり10日ほど前)


作家の没後、作品が多数この美術館に寄贈されたそうで
この回顧展の実現は
館にとって長年の念願だったそうです。
が、ベルナール・ビュフェの作品1点1点については
フランスでは賛否両論ありで
実現に手間取った、と。(サイトによると)



この回顧展を見て驚いたのは

① 若かりし日のビュフェが、デヴィッド・ボウイ並みの美貌だったこと

② プロレタリアの作風でありながら、実は若くして成功した稀な画家であったこと


この2つの発見。
他にも、ビュフェ、と
一口に言っても
いろんな作風があり、モチーフがあったことも
初めて知った次第です。
ものすごい大作もありました!


それにしても、生きながらにして売れっ子画家だったことには
本当にびっくりです。
あの寂しげな作風からは想像もできないくらい
経済的にも恵まれていたようで・・・
そういう画家もいるんですね・・・
(そんな画家、ピカソくらいだろうと思っていた。そしてゴッホはつくづく気の毒)






初期の作品たち。

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ビュフェ、と言って私たちが思い出す
ブルーグレーの色調と
鉄筋のような無機的なライン。






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右の壁面の写真は
アトリエに立つベルナール・ビュフェ。
男前!







Je ne crois pas à l'inspiration
私はインスピレーションを信じない


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この日は人と一緒だったため
ゆっくり自分のペースで鑑賞するわけにはゆかず、
「絶対また見にくる!」
と、入るや否や、心に誓ったのでした。

何かで読んだのですが、
天才の条件に「多作であること」があるのだと。
ビュッフェは紛れもなく、多作な画家でした!


ベルナール・ビュフェ展、2月26日までです!



Musée d’Art moderne de la Ville de Paris
11 Avenue du Président Wilson
75116 Paris
Tel. 01 53 67 40 00

入場料:12ユーロ(割引料金9ユーロ)
開館時間:10〜18時(木曜日のみ10〜22時)
休館日:月曜












* * * * * * *

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by keikosuminoleb | 2017-01-05 00:50 | museum 美術館・名所
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パリのメトロや街中で見かける
かっこいいポスターに誘われて、見に行きました『バーピー展』!!
(*メトロのポスターはこんな感じ。最後に出てきます!→ こちら )
場所は、Musée des Arts Décoratifs パリ服装芸術美術館

1500㎡のスペースに、
バービー人形700体が集合する、
フランスの美術館では初めてのバービー展だそうです。

見てみて、
バービーがいかにファッショナブルかを痛感。
そしていかに、子供達の願いを投影し続けてきたかも。

1959年、発売と同時にセンセーショナルを巻き起こしたバービーは
それまでの「赤ちゃん人形」ではなく、
若い女性の体をしていたところが画期的だったそうです。


生みの親は、おもちゃ会社Mattelの社長婦人
ラス・ハンドラーさん。
女性です!
ラスさんは、愛娘のバーバラちゃんが
紙製の着せ替え人形で遊ぶ姿を見て、
「これで立体のものを作りたい!」
とひらめいたのだそう。

「女の子は赤ちゃん人形で遊ばない。
将来の自分の姿を投影できる、若い女性の形をした人形が
是非必要だわ!」


ちなみに、バービーという名前は、
バーバラちゃんからとったそうです。
バーバラ、バービー。

バービー以前の人形たち。
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紙の着せ替え人形。
これで遊んだ経験のある世代は、
ギリギリ私たちまで(アラフィフ)ではないでしょうか。
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しかし、このアイデアを実際に形にするのは
並大抵のことではなかったそうです。
一番の難関は、なんとバービーの胸!
あのメリハリボディーを、小さい人形で再現すること、
加えて、
素材のプラスチックも
人形にふさわしい柔らかい手触りのものでること、
などなど、難問は多く・・・
しかもコストがかさみ・・・
最終的に、技術と価格の面から
日本でのみ製造可能という結論に。
(ほんの数年前までは、安い労働力の代名詞だったんですよね、日本も)

ところが日本での製造に対し、Mattel社の社員は猛反対!
気持ちはわかります。
どうしてアジアで?! 
ここ(アメリカ)に優秀な社員がいるじゃないか! となりますよ・・・
それでも、記念すべきバービー第1号は、
日本で製造されています。
知りませんでした!!



バービー、本当にオシャレ!
ロンドン風ファッションが似合っています。
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パリジェンヌ風も。
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記念すべきバービー第1号は ↓こちら!
よく見えませんけど!!
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発売されるや否や、用意していたコーマーシャルが不要になるほど
爆発的に売れたそうです。
その後順調に人気を伸ばし、バービーだけでなく
バービーの家族、友達、彼氏などなど
いろいろな人形が登場。
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目は18色、髪は23色、肌は8色のバリエーションが。
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ふとめちゃん、のっぽちゃん、おチビちゃんなんかもある
というからびっくり!
アジアちゃんもいますね、というかこれ、友達かな??
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第1号はこのゼブラ柄の水着の子❤️
やっぱり特別にカッコイイ!
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バービーは、いろいろな職業をこなしてもいます。
宇宙飛行士、ピアニスト、バレリーナなど。
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大統領にも!!
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看護婦さん。
これ、シックだわ〜。
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やっぱりアメリカンダイナー、
いいですよね〜〜〜❤️
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驚いたことに
車椅子のバービーなどもありました。
本当に、すべての女の子たちの夢を
具現化してきたのですね。

50年代に、アメリカのビジネスウーマンが生んだ
女の子の永遠のマストアイテム、バービー。
どんなに世の中が変わっても、
バービーは不滅という気がします。
女の子は必ず、お人形で遊びますから・・・


美術館のブティックには、
バービーに関する本がたくさん集まっていました。
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バービー展、2016年9月18日まで開催しています!
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Musée des Arts Décoratifs パリ服装芸術美術館
107 Rue de Rivoli, 75001 Paris
開館時間:11時〜18時(木曜は21時まで)
休館日:月曜




追記:
amazonで見つけてしまいました、トレンチコートのバービー。
『バービー展』のものとはまた
モデルが違いますね。
いろいろありますねー、バービー!

バービーコレクター バービー ファッションモデルコレクション トレンチコート(DGW54)







追記2:
実は『バービー展』の後、ぶらぶら歩いて
工事中のサマリテーヌを見に行き・・・
そっちの方が盛り上がった!
よろしければ→ こちら!です!!







*****


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by keikosuminoleb | 2016-04-23 05:00 | museum 美術館・名所 | Comments(2)
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アーモンドの花? @パリ植物園内動物園のフェンス




春のお彼岸ですね。





フランスのカレンダーにも
『春分点』なるものが記されていて、
今年は3月20日から春。




そのせいかどうか?
先週はまさに、春爛漫のポカポカ陽気。
いてもたってもいられなくなり、
Jardin des Plantes パリ植物園へGO !




パリ植物園は、
1635年、ルイ13世の御代に『王立薬草園』として始まり、
4世紀の歳月をかけて現在の姿になった、という
歴史ある広大な施設です。




一番有名なのは、国立自然史博物館内の
『進化のギャラリー』進化大陳列館 Grande Galerie de l'Evolution
だと思いますが、他にも
鉱物館、
動物園 ménagerie (←ムーヴィがめっちゃ可愛いです!)
動物の骨格を集めた比較解剖学館も。



そしてその全てが、
「自然史」という1つのテーマに捧げられている、という。



前置きはこのくらいにして、
この日のお目当て、大温室へ。
この温室もまた歴史があり、
四角い建築の方は、1834年に建設されたものだそう。





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57 rue Cuvier
75005 Paris

開館時間:10時〜17時
(春・夏は 〜17時30分、〜18時)
定休日:火曜
入場料:6ユーロ



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1881〜1889年に建設された大温室は、
21世紀に入り大リニューアルが行われ、
2010年6月、
地球上の植物多様性を展示する場所に
生まれ変わりました。


*その規模と(面積、高さ)、
ここで見ることのできる植物が何種類あるのか、
探しているのですが見つかりません・・・これはおいおい。



中でも、熱帯の森林を再現する多湿の温室は大迫力です。
中に一歩足を踏み入れると、この通り
鬱蒼としています!!
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設置されたパネルに、
熱帯の自然について、いろいろな説明がされています。

が、それより何より、
観葉植物でしか見たことのない面々が
実際に熱帯林にあるような状態で目の前に!
ただただ、圧倒されるばかり。




こういうの↓最近流行っていますよね?
土なしで、空中で育つパラサイト植物。
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実際はずいぶん大きい!!!




課外授業の子供達が、
地べたに座ってデッサンをしていました。
何十年たっても変わらぬ
パリの一コマです。
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鬱蒼とした感じや、木々の大きさ、迫力が
これらの写真で伝わるでしょうか・・・

向こうは、岩の壁。
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そしてなぜか、ミニ観葉・笑
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熱帯の生物多様性。
珍しい蘭の花などは、一切なしです。
そこがまたいい!




岩の壁の後ろ側は、洞窟・・・
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向こうに写っている人影と比べて、
大きさを想像していただけますか?
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時々天井から、ミストが降ってきます。
これがまた、ナウシカ的で、
癒されることと言ったら。


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岩の壁の後ろ側を登って行き、
いろんな高さ・角度から
熱帯の森を眺められました。
こういう演出の妙は、さすがフランスだと思います。
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なんとか、その演出の妙をお伝えしたく
写真をたくさん撮りましたが・・・
全く無理ですね、木の大きささえよく伝わりません。
諦めました。




外の庭では、たくさんの庭師が働いています。
コンポストもあるし、種まきも。
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3月の現時点では、まだ寒々しい庭も、
5月になれば、
向こうに見えるプラタナス並木は新緑に覆われ、
手前の薬草園にも
色とりどりの花が咲くのです。
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葦? パピリュス??
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ぼーっと歩いていたら、あれ?! もしや!!
そうです、桜です!!
あんなに高いところに・・・
しかも鳥の巣箱まで❤️
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きっと、来週末は満開ですね!









ご覧の通り、パリ植物園は、
リュクサンブール公園やチュイルリー公園と違って、
フランス式庭園だけではない。
そこが好きです。


北側の半分はフランス庭園(直線、整然)で、
南側の半分はイギリス式庭園(自然、なだらか)。
丘があったり、そしてその丘に
ミツバチの"ホテル"があったり。
オーガニック菜園もあります!
確か、野鳥を守る活動も。



公園全体で、植物多様性を後世に伝える努力をしている、
こんな施設があるんですね。

公式サイトの動画が可愛いです❤️










【お知らせ】
パリでも、日本でも、
グリーンは驚くほどにトレンド!
植物好きたちのインテリアを集めた
素敵な本の、
パリのページを担当させていただきました。
ぜひご覧になってください。 







* * * * * * *

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by keikosuminoleb | 2016-03-21 06:15 | museum 美術館・名所 | Comments(0)

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ヴェルサイユ宮の「エスパス・リショー」にて
日本の漫画家・谷口ジローの展覧会
『夢見る人』展が開催されています。
2016年3月12日〜5月15日!

開催に先駆けた11日、
プレス関係者とともにじっくりと
展示を見せてもらいました。


エスパス・リショーは、開館してちょうど1年の
新しい施設です。
が、その起源は18世紀に遡り、
もともとはフランス国王の病院として建てられた
建築物なのだそう。
つまり、ヴェルサイユ宮殿の一部です。



今回の谷口ジロー展が
第3回目の展覧会になり、
なんと、ついこの間までは『星の王子さま』で知られる
サン=テグジュペリ展が開催されたばかり!



そんな場所で、
日本の漫画家の展覧会が行われています!





その様子を、順を追ってお見せしますね。
(iPhoneの写真でゴメンなさい・・・)



まずはエントランス。
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障子のような、イサムノグチの照明のような
説明書きの演出。
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展示は、テーマごとに分けられ
「Le Grand dehors  大いなる外部」
「Le sens de humain 人間を考える」
「Mémoire, racine et Nostalgie 記憶、ルーツ、ノスタルジー」
など。
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この企画に大いに貢献された、フランス著作権事務所代表取締役の
コリーヌ・カンタンさんによると、
谷口ジロー作品は本国日本よりも、ヨーロッパで
高く評価をされているのだそうです。
その理由は、まず何よりもイラストが美しいから、と。
だからこそ、かのルイヴィトンが『トラベルブック』を
彼に依頼したのですね。
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HP ルイヴィトン「谷口ジローが描くヴェネツィア」


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王家の病院だったエスパス・リショーは、
さすがの荘厳さですが、
このだだっ広い空間を展示に利用するのは、なかなか難しいそうです。
演出家の工夫で、時にダイナミックに、
時に親密に、展示スペースが作られていました。
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作品『歩く人』を中心に、
240の原画その他を展示。



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『孤独のグルメ』も、もちろん!





谷口ジロー作品が仏訳されて、
今年でちょうど20年だそうです。

一人の日本人として、
こんなに素晴らしい作家が今、日本に存在することを、
本当に誇らしく思いました。
(私の手柄ではないことは、よくわかっています!!)


先ほどのコリーヌさん曰く、

ルイヴィトンのトラベルブックを
一つのストーリーで描いた作家は彼だけ

と。
確かに、同シリーズの他の本はどれも、
旅先で見たスケッチ集です。
漫画家として、
旅のスケッチの中に物語を盛り込んだことも
独創的で、芸術的ですよね。





日本の漫画が、
18世紀のフランス建築の中に展示されていることからして
ものすごい驚き!!
感動しました。




Exhibition "Jiro Taniguchi, l'Homme qui rêve"

open :
水〜日, 12 時 〜 19 時
tel入場料 : 01 30 97 85 15

2016年3月12日〜5月15日

入場料 :5ユーロ




注:
ヴェルサイユ宮殿入り口とは別の場所に、入り口があり
長々と並ぶ心配なし。
中庭は誰でも無料で入場可。
クール・デ・サンターこちら と合わせて
利用されてはいかがでしょう。
これからの新緑の季節、満喫できると思います。







*****
以下、すみのけいこの共著です!
どうぞ宜しくお願いします。







by keikosuminoleb | 2016-03-14 01:10 | museum 美術館・名所 | Comments(0)