Fake Hair Don't Care
↑ ↑ ↑ ↑ ↑フェイクヘア・ドントケアというアソシエーションがあります。10cm以上の髪をカットして、サイトの申込用紙に必要事項を記入し、髪と一緒に事務所へ郵送。その後、協賛美容院で無料でカットしてもらえる、という、どこにもお金が発生しないチャリティー活動を提供している団体です。
今年1月、メゾン・エ・オブジェ会場で北原由紀子さんにお会いした時に(こちら!)髪が長すぎてそろそろ切らないと、というような話題になり
「恵子さん、その長さだったら髪の寄付ができますよ。私もいつもそうしています」
と由紀子さん。そういえばだいぶ昔(2009年頃)、がんの子どもたちのかつらのために髪を伸ばしているカメラマンさんに鎌倉でお会いし、そういうことができるんだーと思ったことがありました。彼は、仕事のストレスから円形脱毛症になり仕事中に「大丈夫ですか?」と聞かれるのが面倒なので髪を伸ばしてポニーテール状態にしていたところ、がんの子どもたちのために髪を寄付できることを知って「それならば必要な長さにまで伸ばそう」と決めたそうです。
あれから10年以上が過ぎ、気づけば私の髪も30cm伸びていたことを北原由紀子さんが気づかせてくれたというわけです。
フランスで髪の寄付を受け付けている団体をネットで調べたところいくつかのアソシエーションが見つかりました。その中で、フェイクヘア・ドントケアは「がんに関するあらゆる偽善ビジネスに抵抗するために発足」
というストーリーと、髪を切って寄付して、その代わりに協賛美容院で無料でカットしてもらえるというユニークなシステムに面白みを感じ、ここに決定。
申込用紙には、寄付した髪をかつら作りのためだけに使用許可するか、または髪を販売してその現金を活用することも許可するか、どちらかを選ぶよう記載されていてその明確さも好感度高いです。アソシエーションによっては、寄付された髪を販売してその現金を役立てるという選択肢1本のところも。
いつかフェイクヘア・ドントケア創業者の若い女性2人をインタビューしたいです。
私はフェイクヘア・ドントケア協賛美容院は利用せずに、いつものサロン・マサトでカットしてもらいました。私の相談を受け、すぐに輪ゴムと定規を持ってきて手伝ってくれたマサトさん、感謝しています。
ちなみに、マサト・パリではカットした髪を廃棄処分せずにリサイクル活用に協力しているのです。→ こちら!
人間の髪から、土壌や海水の除染に効果的なマテリアルが作られているのだそうです!
2022年1月、「連帯の夜」のボランティアで
路上生活者の国勢調査(のようなもの)を体験しました。 →
こちら!
それに続く、人生2度目の
私のささやかなチャリティー経験でした。
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