Le Paris Café Festival ル・パリ・カフェフェスティバル2023 パリのコーヒー事情の今は?
2023年 05月 15日

このインスタライブの前に、質問を募ったところ、
以下5つの質問が届きました。
ライブの中で答えたかったのですが、うまくできませんでしたので
ここでお答えいたします。
Q.1 Atafutaさん
昔スタイルのカフェで、美味しいコーヒーが飲めるところってあるんですか?
A.
伝統的な店で出てきた、昔ながらのフランスコーヒー(というのも変ですが、エスプレッソです・笑)で美味しかったのは、
サンジェルマンデプレのシェ・ジョルジュ →こちら
シェ・ジャネット →こちら!
などです。
美味しいところ、当たればあります!笑
Q.2 Nobuさん
深煎りコーヒーはエスプレッソだけ?
A.
だけ、ということはないみたいですが、深煎りはエスプレッソに向いている、とされているようです。
ルールはないので、お好みでいいと思いますよ!
Q.3 Rieさん
日本でコーヒーといえばドリップだと思うのですが、パリだとアメリカーノ(エスプレッソをお湯で割ったやつ?)かエスプレッソが多いように感じます。
なぜドリップで無くアメリカーノが主流なのですか?
あと、デパート以外にコーヒー屋さん(お豆を焙煎して売っている様な場所)ってありますか?
以前の松本さんの話ですと、フランスの水のせいだということでした。
硬水なのでエスプレッソに向いている、と。
以前私がカフェ・フロール(当時からエスプレッソだけ)と
ドゥマゴ(当時はフィルターだけでした)を取材した際に、
ドゥマゴのオーナーになぜフィルターなのか質問したところ、
昔、フランスでコーヒーといえばフィルターだったそうです。
それが、産業革命が起こってイタリアにエスプレッソマシーンが普及して
エスプレッソが人気になってパリに入ってきた、と。
その後エスプレッソが主流になったのは、なぜなのかは話されなかったのでなんとも言えません。
もしかすると、やはり水の問題で、エスプレッソのほうが美味しかったから、かもしれません。
あと、私の予想では、フィルターコーヒーは毎朝の朝食で家で飲んでいるので、
外ではエスプレッソ、というのはあったと思います。
エスプレッソは機械がないと作れませんから。
でも、家の中ではみんな(というくらい多くのフランス人が)
コーヒーメーカーでドリップコーヒー入れて飲んでいますよ!
「なぜドリップではなくアメリカーノなのか」は、別の道具を用意するのが面倒だから、だと思います・笑
「薄いコーヒーがいいならお湯で割ってくれ」と。
これからは注意してお店の人に聞いてゆきたいと思います!
コーヒーロースターは、2010年頃からとても増えています!
有名どころでは (私の記憶からしての古い順)以下
テレスコープは、最初にこだわりのフィルターコーヒーを出した店、という記憶。
上の6軒はどこも2010年周辺にオープンしているはずなので、
今はもっと新しいもっとおしゃれなトレファクター(焙煎家)の店がたくさんあります。
terre de café なんかは大発展しましたよね!
café kitsuneも人気です!!
Q.4 Kazzさん
パリというとエスプレッソや、オレのイメージが有ります。
浅煎りや中煎りの豆を使ったドリップコーヒー☕の需要と供給はどのようなものか気になります。
ドリップコーヒーは2010年くらいから、おしゃれなコーヒーショップで提供されるようになりました。
浅煎りのドリップコーヒーを出す店もだいぶ増えていて、今ではかなり一般的になっている印象です。
私もちょくちょくそういうシーンに出逢います。
自宅で淹れるコーヒーも、フィルター用にこだわりの道具を揃えている人を
住まいの取材で何人も見ました。
そして上に書いたように、かつてはフランスでもドリップが主流だったようですし、流行は巡るのかもしれません。
Q.5 Naocoさん
ドリップコーヒーの人気はどうですか? Dreaminmanというカフェが気になっています!