6月21日は fête de la musique 音楽の日 2021 ！

6月21日は音楽の日！

ある調査によると
フランス人が最も好きな祭日のひとつが

この音楽の日なのだそうです。

fête de la musique フェット・ドゥ・ラ・ミュージック　〜　音楽の日

1982年6月21日

当時の文化大臣ジャック・ラング氏によって

初めて正式にフランスの祭日になりました。

今では世界120カ国以上に伝播して

祝われているというのですから

本当に人気の高いイベントなのですね。

フランス政府公式サイト

プロ、アマチュア、色々なミュージシャンが

コンサートホールから路上など

街のあらゆる場所で音楽を演奏する夕べ、

しかも無料！

エリゼ宮の中庭でも有名DJを呼んで

レイヴパーティをしてしまうのですから

洒落ているではないですか。

確か1998年は

パリのバスティーユ広場で、イギリスのロックバンド「オアシス」が

無料コンサートを行う予定でした。

当時人気絶頂だったオアシスが？！　

嘘でしょ？！　ガセネタでしょ？！！

と疑っていましたが嘘ではなく本当で、

しかし残念なことに内輪揉め（兄弟喧嘩）が原因で中止・涙

なんとこともありました・笑

「なんとかの日」と政府が決めるだけで

これだけ盛り上がることができるのですから、

政治が上手ですね。

お金、いっさいかかっていませんから・笑！

基本、人間はボランティアで、

各会場の使用許可をこの日だけ特別に緩和するのみ。

助成金いらずです！

音楽の日の効果としては、

アマチュアミュージシャンたちに活躍の場が与えられること、

若者たちに参加のチャンスがあること、

あらゆるジャンルの音楽に触れられること（つまりダイバーシティ）

などがあり、

フランス人の10人に1人が演奏者として参加し、

79%が聴衆として参加している、と

フランス国立統計経済研究所が公表しています。

一年で一番日の長い1日に

街中に音楽が鳴り響く！

素敵なアイデアですよね。

で、今年
スウェーデン文化会館の庭で開催される
#ピーターヴォンポール　の無料コンサート情報をキャッチし
駆けつけました！　が、

長蛇の列。。。😭

そしたら！

本人がギター弾きながらやってくるではないですかー！🙏✨✨✨






入場制限があるので、
入れない人たちのために
歌を聞かせに来てくれたのですね、
優しい🇸🇪

スウェーデン文化会館の方も
道に出てきて
本当に残念ですが、と説明。
何はともあれ、
今年もこうして音楽の日を祝うことができ
良かったですよ。

生ビールテイクアウトして並ぶ間も楽しむ。それがすなわちパリジャン精神・笑
「転んでもタダでは起きない」とも言えますかね。





ぶらぶら散歩しながら
他のコンサートに当たるかな🌿🌿🌿

Mille mercis @petervonpoehl 🇸🇪❤️

入り口はここ。
中に入ることはできませんでしたが、ピーター・ヴォン・ポールさんの優しい心遣いに触れられとっても得した気分でしたよ。


ちなみに、スウェーデンの友達が教えてくれたところでは、スウェーデン人にとって1年で一番大切な日がクリスマスと、6月21日の夏至祭なのだそうです。長くて厳しい冬がある国ならではだなあ・・2004年６月21日、私はストックホルムの彼女の家に泊まっていて彼女に連れられ公園でマーガレットの花を摘み、花冠を作り、友達と大勢でサワークリームにつけたニシンを食べていました。彼の地の慣わしだそうです。
ウィキによると、スウェーデンで初めて音楽の日が祝われたのは2010年6月18日とのこと。夏至祭の伝統は守る！　ということですね！


もし6月21日にどこかの国を旅していたら、音楽の日のことを思い出してみてはいかがでしょう？もしかするとその土地でも、たくさんのコンサートが開催されているかもしれません。

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