パリで夜間外出制限10月17日(土)から6週間、仏都市部が対象
2020年 10月 16日
フランスの9つの都市部で
明日、2020年10月17日(土)から、夜間の外出制限が始まります。
6週間の予定。
以下、YouTube で
マクロン大統領のテレビインタビュー(10月14日放送)を視聴できます。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
昨日、日本の知人からメッセージがあり、
「11月に予定している出張を判断するために、現地の様子を知りたい」とのこと。
どうも日本では、欧州の第二波がとても深刻に報道されているようです。
フランスの現状を簡単にお伝えすると、
毎週140万件のPCR検査が実施されていて、
1日の感染者数が2万人を超える日が続き、
重症患者を治療するベッドの確保もギリギリであることから、
政府が判断を下した、という流れ。
夜間外出制限が実施されることで
人々の外出の自由や、営業の自由が奪われるわけですから、
マクロン大統領は上のインタビューで
なぜこの判断に至ったかを過去の諸々のデータを元に説明し、
期待できる成果についても説明しました。
またダメージを被ることになる飲食店等の業種に対しては、
また補償を出すというのですから驚きます。
フランス人はおおらかだな、と。
もし日本で同じことをしたら、関係ない業種の人たちが許さないのでは・・?
とまれ、
検査の数が多い分、コロナウイルス が原因で死亡したとされる人の数も増えます。
ベルギーを例に取ると、
コロナ禍の今死亡した人は
検査結果が無い場合でもコロナウイルスが原因で死亡、とカウントしているそうです。
だからずば抜けて犠牲者の数が多い。
第二波を受け、先手を打ったフランス。
コロナウイルス が原因かどうか不明ならば、原因だったとしてカウントするベルギー。
そういうヨーロッパですので、
住人たちの日々の生活が
日本と比べてことさら感染の危険にさらされている、とは言えない。
一人の生活者としてそう感じます。
* * * * * * *
角野恵子、こんな仕事をしています。→こちら
取材、コーディネート、旅のお手伝い、ご質問etc コンタクトはこちらからどうぞ。→こちら
by keikosuminoleb
| 2020-10-16 21:03
| パリのニュース 街と人
|
Comments(0)