
2019年10月、
第6回目を迎えた『Salon du Sake サロン・デュ・サケ』が
パリ市内の会場で3日間にわたり、開催されました。
今回、私としては初めて、通訳としてサロンに参加。
新潟県の選りすぐりをパリで発信するブティック Kinasé(キナセ)の
スタンドで、3日間みっちり通訳を担当させていただきました。
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・・・・・と、いうわけで、今年は新潟の日本酒、特に吉乃川 と 真野鶴 についてはよく知ることができましたが、サロン・デュ・サケ全体を見ることはできず・・・
しかし、
「どんな人が来場するのか」
「どんな日本酒が求められているのか」
という点に関しては、例年以上によくリサーチできたと思います。
そんな、「あまり見ることのできなかった」
第6回サロン・デュ・サケ会場で、
ひときわ目を引き、私の関心をつかんだのが
写真1枚目の KANBAN GROOVE 。
サロン・デュ・サケのサイトによると、代々木の居酒屋『酒坊主』のトモさんが主宰。
なんと、KANBAN GROOVE のスタンドは、着席制!
30分間対面レクチャー付きで、熱燗体験ができる
という。
燗酒専門のスタンドは、
これまでサロン・デュ・サケにはなかったはず。
燗酒、いいですよね。
美味しくつけた剣菱の熱燗を飲んで以来、大大大好きになりました。
フランス人は味がわかるので(そして凝り性なので)、
温度帯によって全く表情が変わる日本酒の面白さを
きっと気に入ると思います。
そして、
もう1つ、面白かったのは
生ビールサーバーのような生酒の樽を、ずらりと並べていた蔵。(名前が・・・)
樽の内部は、真空保存になっているとのこと。
サーバーが会場側を向いて置かれていて、
来場者が自由に、自分でサーヴできる仕組みでした。
生酒ファンの私としては、ぜひ飲んでみたかった!
しかし、通訳がスタンドを離れるわけにはいきません。
スタンドに人を引き寄せる分には、いいですけど!
で、まんまと引き寄せられた一人がフランスのロックバンド、フェニックスのギタリストクリスチャン・マザレさん ♡

フェニッックスのメンバーは日本酒好きで
これまでに 楯野川 や 風の森 と
コラボ日本酒を発表しています。
この日、クリスチャンさんはゲストとして登壇し、
新作Phoenix Sparkling について話したのだそう。↓
新作、フェニックス・スパークリング! ↓
一人のファンだった私が、こうしてクリスチャンさんと話せる間柄になれたのも、パリの日本食材店『ワークショップ伊勢』のおかげ。2017年に数ヶ月間アルバイトをさせてもらったおかげです。
クリスチャンさんは『ワークショップ伊勢』のお得意さんで、故・黒田社長の親友。

・・・
やはり、お酒は、人と人を繋ぐのですね。
ありがたいことです。
人に感謝、
仕事に感謝。
フェニックス・サケ第二弾発表会の様子は、こちら ↓
サロン・デュ・サケ2018のリポートは、こちら! ↓
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角野恵子の共著書、翻訳本、よろしければ手にとってご覧くださいませ。