アレクサンドラ・パラスホテル ロワールのシャトーホテルで美食の週末

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2019年5月20日(土)




友人の誘いで、ロワールのシャトーホテル

『アレクサンドラ・パラスホテル』に2泊。

なんとオープン初日のゲストになりました!

私の人生初の、「初めてのお客様」体験です。








このシャトーホテルの広大な敷地は
ル・プチ・シェーヌ(小さな樫)という名前のゴルフ場になっていて、
代々地域の人たちから愛され続けてきたそう。

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そんな17世紀のシャトーを
アメリカの実業家ユナン氏(Zaya S. Younan)が買収し、
大規模な修復工事を経て
ご覧のようなシャトーホテルに生まれ変わらせました。

しかしなんとその工事の最中、シャトーは火災に見舞われ
地元の皆さんも心を痛めたのだそうです。

城の歴史には、常にたくさんの逸話がありますね!





そんなわけで、このオープン初日は
孫を連れて訪問する常連さんの姿を多く見ました。

どれだけこのシャトーが大切なのかが
よくわかるというものです。
ちなみに、火災のニュースも、そしてこの日の再オープンも、
地元の新聞に掲載されたとのこと。

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アレクサンドラ・パラスホテルに到着したら、

まずはテラスでアペリチフ!



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パリからTGVでたったの2時間、

モンパルナス駅からラ・ロシェルへ向かう途中に

こんなに自然に恵まれた土地があるなんて。



フランスの大地は広く、実に豊かです。





メインダイニングへ。

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火災を逃れた暖炉は、17世紀のオリジナル!





前菜: エビの春巻き風

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ピーナッツを砕いたソースは
スイート&サワー。
タイ風の1品。





メイン; オマールと季節の野菜

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赤ワインでも使っているのか?
と思うくらい濃いソース。

甲殻の煮汁を煮詰めてつくるのだそうです。





友人は、ビーツと小海老のラヴィオリ。
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もうひとかたは、タコの一品。

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このように、タコ足を丸々グリルしてサーヴする料理が
去年くらいからパリで流行しています。
刻んだチョリゾでアクセントをつけて。







プレ・デッセール。
ニワトコのシャーベットがとても繊細❤️

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デザートはチョコレートムースと
アイスクリーム。

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若いパティシエ氏が
丁寧に作っているのがわかるお味でした。
テクスチャーのコントラスト、
甘みの強弱が面白かった。



***






ディナーは、シェフズテーブルで!


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厨房に可愛らしいテーブルが
セットされていました。






シェフの Ludovic Dumont
リュドヴィック・デュモンさん。

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自家製カクテル
アレクサンドラ・スプリッツでスタート!

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タコの1品。

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タコはあくまで柔らかく
肉汁のソースは奥深く。








色とりどりのトマトの一皿!

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エディブルフラワーが、
風味にいいアクセントを添えていました。

ただのトマトなのに、いつも家で食べているトマトとは全く別物。
こういう料理こそ、レストランで食べる価値があると
つくづく思います。





乳飲み豚と牡蠣の一品❤️

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オオニベのグリル。

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こちらも肉汁ソースでした。




「海と山を掛け合わせる料理が好きなんです」

と、リュドヴィックさん。






締めくくりは、手作りのミニアディーズ盛り合わせです。





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フィナンシエなど、びっくりするほどのミニサイズで
作るのは相当大変だと思います。

若いパティシエ氏にそう伝えると

「確かにとても大変です」
と、微笑んでいらっしゃいました。

でも、好きだからこそできるんですよね。
素晴らしい職業です。





そして、海に近い土地ということもあって、

海の幸・山の幸が豊富。

野菜や果物も、もちろん土地の生産者のものです。

食材の土地ですね〜〜〜




ランチ&ディナーともに、

ごちそうさまでした!








アレクサンドラ・パラスホテルの客室と
ゴルフ場については、別途アップいたします!

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Alexandra Palace Hotel - Le petit Chêne
79310 Mazières-en-Gâtine
tel. +33 (0)5 49 05 44 73
email. alexandrapalace@younancollection.com

















おまけ:
ニオールへ向かう車窓。

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まるで植物園。

パリとは生態系が違う感じ・・・




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ニオールからアレクサンドラ・パラスホテルまでは
車で約30分弱です。









【2019年6月22日追記】

客室、ワインセラー、ゴルフ場の様子、
こちらです!  ⇩






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Commented by koharu50 at 2019-06-17 16:07
恵子さん

こんにちは。いつもパリ情報を楽しく拝見しています。
特に今回のアレクサンドラ・パラスホテルの記事は興味を持ちました。次回のホテルとゴルフ場の記事を楽しみにしています。
2010年でしたか・・・初めてパリに参りましたが、ゴルフ関係の遠征でしたのでパリ郊外のル・ナショナルというゴルフ場にこもりきりでパリの街は1日だけ観光しました。
そのゴルフ場にもホテルが併設されていました。とても難しかったですが、美しいコースでした。
またぜひフランスのゴルフ場に行きたいですし、パリにもゆっくり滞在したいと思っています。
Commented by keikosuminoleb at 2019-06-18 14:59
> koharu50さん

コメントありがとうございます!
実はこのシャトーホテルのゴルフ場に立ちながら
小春さんのことを思い出していました。
私はゴルフウエアを持っていませんし、ゴルフとの接点のない生活をしているので、
唯一ゴルフを感じる場が小春さんのブログなのです。

今回の旅行で知りましたが、フランスには地形を生かした美しいゴルフ場が沢山あるようです。
ブルターニュの入り江に続くゴルフ場の写真など、まるで夢の世界のようでした。
情報急いでアップします!

Commented by あたふた at 2019-06-21 19:59 x
恵子さん、お久しぶりです!なんだか忙しかったり体調を崩したりとバタバタしていて、すっかりブログから遠のいていました。。そして、先程しばらく読んでいなかった分をまとめて拝読いたしました!私のコメントにもお返事をくださっていましたよね、ありがとうございます!
ハイ、是非13区でお会いしましょう!!
今年はちょっと行けそうにないですが、来年はまた6月ごろに、と思って調整しておりますので、その時は是非^_^
先日の記事で紹介してくださっていた13区のレストランも、とても良さそうですしね^_^アジアティックのレストランもまた新規開拓されたと、確か以前の記事にありましたよね^_^今から楽しみでございます!
Commented by keikosuminoleb at 2019-06-22 15:54
> あたふたさん

コメント嬉しいです!
そして来年6月!
もしできれば、6月21日の『音楽の日』にかぶるように
日程を組めると最高だと思います。
私も楽しみに待っています!!!

そして、「忙しかったり体調を崩したり」とのこと、
一段落しているといいのですが。
いい季節を楽しまれますように!
(と言っても日本はそろそろ梅雨入りですかね・・・)
by keikosuminoleb | 2019-06-17 15:26 | HOTEL & ラグジュアリー | Comments(4)

パリ在住26年ライター&コーディネーター角野恵子目線のパリ情報です。Keiko SUMINO-LEBLANC, journaliste japonaise, FOOD et Life Style.


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