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パリ都市開発の散策ツアーに参加しました

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5月19日(日)

パヴィヨン・ド・ラルスナル主催の
都市散策に参加しました。
左岸の新開発エリアを
建築家の引率で歩く、というツアー。


パヴィヨン・ド・ラルスナルは
パリ市の都市開発プロジェクトを展示していて、
無料で見学することができます。
都市散策ツアーも無料!





パヴィヨン・ド・ラルスナルに集合し、
この日が最終日だった左岸開発の展示見学からスタートしました。

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1955年の、パリ13区国立図書館エリアの写真・・・

なんと、エリアのほぼ全体が線路!

今ではここは、完全に街になっていて
道路、ショップ、オフィス、住居、大学、公園
などなどが見られます。
どうやって街を作ったのか?
(答えは後ほど!)




引率担当者の Marie Colboc マリー・コルボさんが
指差している倉庫に見えるもの ↓

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これは郵便物の倉庫で、現在はラ・フェリシタ になっています。




線路写真エリアの、現在の模型 ↓

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線路の上に、どうやって街を作ったのか?


仕組みはこれでした ↓


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線路の上に、縦に走るRER(高速電車)の線路、
横に走るメトロの線路をミルフィーユのように重ね、
その上に土を盛って道路や公園、つまり街を作り上げた、という。




一面に広がる線路を覆い、街を誕生させる。
そんなことができるんですね。

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このエリア(ブリュヌゾー界隈)の開発は、現在進行形 ↓

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環状道路や高速道路があるので、
パリ市内の建築基準(オスマニアン建築に準ずる高さ37メートル)を
例外的に適用しないのだそう。



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なんと、180メートルのタワーも誕生すると!



そして、高速道路周辺を徹底的に緑化して、
歩いて楽しい街づくりが実現されます!


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我が家のすぐそばに、
こんなに明るく緑いっぱいの街並みが生まれる!! ↓


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話が前後しますが、
そもそもなぜ、線路が覆われることになったかというと、

パリのど真ん中にあった中央市場が
60年代に郊外のランジスに引っ越したことで、
貨物用線路が使われなくなったから。

最初のモノクロ写真に写っている
何十本ものレールが、不要になったというわけです。
だから有効利用のための、再開発が必要だった。

もともとあった街並みを壊して作り変えているのではなく、
街が存在しなかったところに
街を、暮らしを、作っているわけです。







模型の説明をするマリーさん。


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老若男女が集まる展示会場。

車椅子の女性もいました。


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オステルリッツ駅周辺の開発プロジェクト。

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開発の今昔がわかります ↓




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環状道路付近の開発プロジェクト ↓



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巨大プールの ↓ プランは、実は


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↑ 現在ラ・フェリシタになっている郵便倉庫の開発プランの一つ。
建築家の想像力は面白い!
手塚治虫か宮崎駿という感じ。
理想の街づくりは、夢見ることから始まるわけですね。







実現しなかったパリオリンピックのプロジェクト案も
展示されていました ↓


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1989年のパリ万博案 ↓

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さあ、いよいよアルスナルを出発して、街歩きへ!


そしたらなんと、雨・・・


よって、写真はほぼ撮れず・・・





でも一応、記念写真を1枚。

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パリ13区、線路上に
このように街が生まれています ↓

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この工事中の場所が、シカゴ大学になるのだそう。

シカゴ大学の模型 ↓

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環状道路下を歩いて渡って。これはコンクリート工場。
パリ市内にコンクリート工場!
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この建築、夜はマルチカラーのライトアップが面白いのです。






こんな感じでミルフィーユ状に層にして
街を作るということですね ↓

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お疲れ様でした。

集合場所パリ4区をスタートし、
5区、13区、郊外のイヴリーまでを歩いた
6㎞の都市散策でした。

フランス人足強い!


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今は殺風景なこの場所に、
タワー『デュオ』が誕生するそうです ↓





13区と郊外のイヴリーをつなぐエリアは
こんな風になる! ↓





ワクワクします!
屋上菜園で作った野菜や果物が
すぐ下の路上のマルシェに並ぶ、
そんな生活がもうすぐ始まるなんて!!



マリーさん、そしてこの日の参加者の皆さん、
楽しい時間をありがとうございました。
またこのような散策に参加したいと思います。
一気に1万歩以上歩き、すっかり足が棒になりましたが、
皆さん(老若男女)強かった。
雨でも全然平気だし。
草食動物の私とは大違いです。
そういう違いを発見し、実感するのも楽しい。




***




さて、パヴィヨン・ド・ラルスナルには
常設展会場(1階)と企画展会場(2階)があります。
日本の政治家の皆さんにもお見せしたいくらい、
とても勉強になる展示がされています。


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本屋さんがまた、ステキ❤️




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伊東豊雄さんの名も ↓

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日本の建築家の皆さん、本当に世界中で活躍されています。
そして多分これからは、どんどん
中国人建築家が頭角を表すのでしょう。
これもまた楽しみです。




このスタンプ、私に必要だと思いました ↓

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去年、シルクスクリーンのアトリエに通ったのですが、
せっかくのシルクスクリーンの持ち味を全然活かせなかった
辛い思い出あがあります。
このスタンプであ遊べば、
線ではなく面で表現する感覚が身につくかも。










建築ファン、ランドスケープや都市開発に興味のある方に
オススメの場所です、パヴィヨン・ド・ラルスナル 


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Pavillon de l'Arsenal

21 Boulevard Morland
75004 Paris

時間:11時〜19時
休館日:月曜









2015年出版
私もパリの建築家をインタビューしています。



以下、内容紹介から引用:

「デザインが変える暮らしの未来」について、21組の有識者がひも解く!

八木保、クライン ダイサム、小山薫堂、田川欣哉、川島蓉子、TOYOTAなど、
21組の各界で活躍する有識者が、分野の垣根を超え、未来のデザインの在り方を説いています。

「デザインが変える暮らしの未来」をテーマに、
21世紀のデザインとその背景を考え、デザインが人々や社会にどのような役割を果たすべきか
建築・環境・ファッション・消費など、各界の有識者へインタビュー。

そこから浮き彫りになった「未来のデザイン」。
俯瞰で見ることによって導き出された、さまざまなイノベーションの
手法や共通した課題の数々から、未来を創造するための価値、
そして新しい体験を生み出すデザインのヒントに出会うことができます。








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by keikosuminoleb | 2019-05-25 18:13 | パリのニュース 街と人 | Comments(0)

パリ在住26年ライター&コーディネーター角野恵子目線のパリ情報です。Keiko SUMINO-LEBLANC, journaliste japonaise, FOOD et Life Style.


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