リッツパリのフランス流ティータイム @サロン・プルースト

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今年、2016年6月9日に
正式にリニューアルオープンした リッツパリ

エントランスを入り、まっすぐ伸びる廊下を進むと
右手にサロン・プルーストが現れます。

ここで、毎日14時30分〜18時、
フランススタイルのティーサーヴィスが始まるとのこと。
お招きいただき、体験させていただきました!
(12月13日のこと)




どうフレンチスタイルなのか、と言うと
供されるスイーツが
「伝統的なフランスのお茶うけ」
だから。


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銀器ではなく、リモージュ焼きのサーヴィスに
盛り付けられた焼き菓子たち。
(スコーンやサンドイッチではありません!)

これを、上の段から食べて行きます。



その前に、サロン・プルーストですから
プルーストにちなんで
ミニマドーレヌを・・・

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シナモンで香り付した
冷たいミルクをかけていただきます。
(ミルクの香りは季節によって変化。
焼き菓子も、随時内容が変わります)





3段になったサーヴィスの
一番下の段に、チョコレートのバゲットがあるのですが、
それにつけるためのバターが3種類。
ノワゼットなどの風味で、
食感がとってもクリーミー。

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生クリームは、メレンゲにつけて。

(注:シュガーポットのトップに
ゴールドのマドレーヌ。
プルーストワールドに徹していますね!)






シェフ・パティシエのフランソワ・ペレさんが
リニューアルオープンまでの時間をたっぷりかけ、
作り上げた
フランススタイルのティーサーヴィスです。

焼き菓子を合わせるコンセプトも、
マドレーヌ柄の食器類も
すべて彼の作とのこと。
オリジナル!


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お茶には焼き菓子を合わせるもの、
そしてその焼き菓子は、お茶に浸して食べるもの。
フランスの心意気・笑


マルセル・プルーストになった気分で・・・・





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サロン・プルーストでのお茶は


14時30分〜18時
お菓子盛り合わせと紅茶 65ユーロ
プラス グラスシャンパン* 85ユーロ 
(*バロン・ド・ロスチャイルド)


上のセットのみになります。


フランソワ・ペレさんの焼き菓子、絶品でした。
「こういう形のビスケット、よくあるよね〜 伝統的!
食べたことあるなあ」
と思って口に入れると
全く別の味がする、という驚きの連続。
これらがもし、リッツパリのブティックで購入できたら
それこそ最高のパリ土産になると思い
質問したところ

「いいえ、この焼き菓子は
ここで食べてもらうためだけに作りました」

と、きっぱりしたお答えでした!
食べたい方、は行くしかないです!!

リッツの歴史を体験できる
極上のティータイムです!





そして、肝心のお茶!
シンガポールの老舗、TWG Tea
春夏秋冬をイメージした
リッツオリジナルブレンド4種類を提供!
「春」は、緑茶ベースにカモミール、など・・・

この他にも
クラシックなお茶のラインナップも
もちろん充実しています。





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さて! せっかくなので
プレゼンのディテールを。


クリスマスにちなんだ焼き菓子が
たっぷり!



こちらはパンデピス ↓

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暖炉の上には
マルセル・プルーストの肖像画。

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ラングドシャ、メレンゲ、チュイル、
フロランタン・・・

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なんとも
魅惑のセッティングですよね ❤️





そして、世にもまばゆい
リッツのツリー❤️❤️❤️


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エントランスのデコレーションも
クリスマス❤️


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回転扉を押して外に出れば
この風景です!!


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ヴァンドーム広場・・・


たまらんです。

パリは女を酔わせますね。











ティータイムのご予約は
tel. 01 43 16 33 74

14時30分〜18時
お菓子盛り合わせと紅茶 65ユーロ
プラス グラスシャンパン* 85ユーロ 
(*バロン・ド・ロスチャイルド)





おまけ:
16時30分、リッツに向かう道々。
右手はカルティエ、
奥の塔がナポレオン。
クリスマスのパリです。
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Commented by confortable-juju at 2016-12-23 21:36
角野さま☆
こんばんは。
リッツ情報、ありがとうございます~。
実はリニューアル後のこと、気になっていました。
いつもながら、沢山のお写真とともに、詳しくアップして下さり感謝です。

焼き菓子三昧のプレート、さすがリッツですね。なかなか、ないように思います。
フレンチスタイル、なのですね。
お腹いっぱいになりそうだけれど、全部、食べてみたいなぁ。
ディスプレイも素敵♡で、夢のような世界です。

あと、こちらでコメントしてすみません。
『Pen Paris』の角野さん、とっても素敵です~~~♡。

JUJU
Commented by keikosuminoleb at 2016-12-24 04:25
> confortable-jujuさん

どうやったらイギリス流との差別化ができるか、
かなり考えたそうです。
食べきれなかった分は、箱に詰めてもらえるそうですよ!
せっかくですもんね、余さず全部食べて、味を知りたいですよね。

『Pen Paris』へのお褒めの言葉、ありがとうございます。
あれは本当に、写真のおかげなんですよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜
現実だったらよかったのに!!笑

Commented by 97-55 at 2017-01-01 09:15
Bonne Année!

フレンチスタイルの(アフタヌーン?)ティーサービス
そういうことだったんですね。
英国式と真逆をいく、上の段から食べるんですか!
知らなかったら間違いなく下から食べますよ(笑)
そもそもスコーンがないという衝撃(驚)
さすがフランスという感じがします!
ただ、
茶葉がTWGというのは意外です。(TWGは好きです)

クロ
Commented by keikosuminoleb at 2017-01-01 19:29
> 97-55さん

コメントありがとうございます!
リッツご滞在中なんですよね、素敵な年越し&年明けだわ〜〜〜〜❤️

リッツのお茶は、以前は確かベッジュマン&バートンだったと思うのです(ル・クリヨンのように・・・マリアージュだったかな?)。
「お茶」の文化を突き詰めて、あえてアジアの老舗にしたということなのかなと
想像しました。


塩味のものが一切入らないフレンチスタイルのアフタヌーンティーは、
朝食=甘いもの、
おやつ=甘いもの、
の、フランス文化をよく反映していると感心しました。
アフタヌーンティーサーヴィスが
どのパレスホテルでも供される今だからこその
リッツ独自のアプローチ、素晴らしいです!

by keikosuminoleb | 2016-12-17 05:11 | FOOD | Comments(4)

パリ在住26年ライター&コーディネーター角野恵子目線のパリ情報です。Keiko SUMINO-LEBLANC, journaliste japonaise, FOOD et Life Style.


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