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langue française de nos jours - フランス語、英単語の侵略を食い止められる?

langue française de nos jours - フランス語、英単語の侵略を食い止められる?_a0231632_624710.jpgLe journal "Aujourd'hui en France" de
lundi 9 décembre 2013.
Oui, je suis en retard…
mais pas grave, je suis récemment
tombée sur l'article
"Tous ces mots anglais
qu'on pourrait éviter"

réalisé par Hélène Bry
et Bérangère LePetit
… cliquer More ☆↓

2013年12月9日の新聞。
ミスフランスコンテストの翌日
であることが、一面の写真からわかります。
ずいぶん前の新聞なのですが、
昨日読んでみたら面白い話題が。↓





C'est vrai que la conversation en français n'est plus "pure" aujourd'hui
et on emploie sans cesse des vocabulaires comme
e-mail, best seller, copyright...
Mais vous savez au Japon, c'est encore pire!
Les japonais ont rapidement abandonné la traduction de
tous ces mots étranger dès le débout de 20e siècle
car la traduction n'arrivait pas à suivre la vitesse du l'époque.
J'ai l'impression que cela arrive en France seulement maintenant...

langue française de nos jours - フランス語、英単語の侵略を食い止められる?_a0231632_6244169.jpg

『私たちに回避できる英単語、これだけあります』
エレーヌ・ブリーさん、
ベランジェール・ルプチさんの合作で、
見開き2面の大きな記事です。
ベストセラー、パーキング、ピックアップetc
フランス語の会話の中にも、様々な英単語が入り込んでいて、
それを食い止めようとする努力は
ウオークマンの時代にもありました。
(散歩人、という造語を仏単語で造り、当てて・・・かなり厳しい)
しかしながら、このインターネットのご時世、
メール、ハッシュタグ、ログイン、スタートアップなどなど
英単語の蔓延はもはや、止めることのできない勢い。




Mais dans cet article, je lis que'au Québec
les gens font stricte attention à ce problème
de coup, on dit "chiens chauds" pour hot-dogs et
"téléphones intelligents" pour smarthones… mais c'est une blague?
L'autrefois, mes amis m'ont raconté leurs expériences au Québec
que l'on dit "mon char" à la place de "ma voiture" et puis
les gens vous regardent bizarrement
si vous chercher un Moon Boot dans la boutique…

Il faut dire qu'au Japon, il est connue que
l'utilisation des mots étrangers provoque
la compréhension insuffisante de sens.

langue française de nos jours - フランス語、英単語の侵略を食い止められる?_a0231632_627787.jpg

このての話題が出るたびに思うのは、日本の現状です。
むかーし、
ベースボールを「野球」と訳した時代の日本人は、
真剣に外来語と向き合い、それを自分達の言語に取り込む努力をしていた。
しかし、時代のスピードはめまぐるしく・・・
今の私たち、ちゃんぽんの日本語を平気に使う、私たちがいる。
というか、逆に、英単語じゃないと恥ずかしいような?
恐ろしいのは、
無意識に英単語で「すませる」習慣が、
本来あるべき正確な理解を、私たちから奪っていること。
自分自身の実感としても、そうだと思います。

この新聞の記事も、同じ問題を指摘していました。
とまあ、ここまでは前置きで(長い!)・・・

この記事によると、フランスだけではなくヨーロッパの各国
(ベルギー、オランダ等)で
自国語に英単語が混ざり込むことを食い止める努力が
されているのだそう。
特にケベック州(inカナダ)の取り組みは徹底していて、
ホットドッグのかわりに「熱い犬」、
スマートフォンのかわりに「知的な電話」

と、いうのだとか!
冗談でしょうか?!
(*今回私が書きたかったのは、このくだり)

しかし思い出します、その昔、
フランス人の友人が話してくれた体験談を。
ケベック州では、車のことを「戦車(祭りの山車の意も)」といい
(注:つまりフランス語自体が古い、という)、
もしお店で「ムーンブーツありますか?」と聞こうものなら
「何を言っているんだ・・・」と不思議そうに見られる
、という話し。

追記:
ケベック州の「古いフランス語」について。
日本語を例にとると、
例えば、夏目漱石の小説の中では
「車」は「人力車」をさし、
今、私たちが乗っている車のことは「自動車」と書かれている、
それだけ日本語も、時代とともに変化(進化?)している。
同じことがフランス語にも起きていて、
本国フランスでは言葉が変化し続けているにもかかわらず、
ケベック州では
フランス人が移住した当時の姿のまま残っている。
ということのようです。



ムーンブーツは、こんなもの ↓
私も白を1足持ってます。軽くて暖かくて、雪道の必需品。(日本でも一般的かな?)









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by keikosuminoleb | 2014-02-22 08:28 | Paris & parisien 街と人 | Comments(0)

パリ在住26年ライター&コーディネーター角野恵子目線のパリ情報です。Keiko SUMINO-LEBLANC, journaliste japonaise, FOOD et Life Style.


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