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パリ在住20年ライター&コーディネーター角野恵子目線のパリ情報です。Keiko SUMINO-LEBLANC, journaliste japonaise, FOOD et Life Style.


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パリ13区にあるアーティストレジデンスの住人、
Jean-Marc Vachter ジャン=マルク・ヴァシュテールさん。

金箔を使った彼の作品は
どこか東洋を思わせます。




彼による "初心者むけアトリエ" を
2016年12月18日(日)、
13区のカフェ
L'Age d'Or ラージ・ドールで開催しました。

(*ラージ・ドールはこんなお店→ こちら! )









その前にまず、どんなものを作るアトリエなのか?
知っていただくために、
2016年12月15日(木)
ミニエキスポを展開。
会場はもちろん、ラージ・ドール2F。



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ラージ・ドール2Fのこのスペースでは
作家を招いてのディスカッションや、
パーマカルチャーの説明会、
ジャズコンサートなどなど、
さまざまな文化的イベントが繰り広げられています。
(私はここで毎週月曜日の昼、ヨガをやっています!)





ボヘミアンな不思議ムードの空間で、
金箔を使ったアート作品の展覧会。
予想以上に面白いミックス感!

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ジャン=マルクさんの作品も
サイトで見るよりずっと映えました。


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金箔を工芸品のように
ただ綺麗に貼るのではなく、
表面に何かを刻んでゆくのが彼のスタイル。

その「何か」は
文字のように見えながら、実は
読める(意味のある)文字ではありません。


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若い頃はミュージシャンだった彼。
音楽を奏でるように
これらの文字=模様を刻むのだそう。



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そしてこちらが肝心の
「アトリエの見本」!!

↓ ↓ ↓

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漆風の加工を施した
8センチ四方の木のベースに、
イエローゴールドと
ホワイトゴールドを使って
絵を描く・・・というよりは彫刻をするような?








そしていよいよ12月18日(日)
アトリエの模様を!

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参加者は6名。
下は15歳の高校1年生から、
上は??歳のマダムまで。
男性も1人参加。




一応、今回のアトリエは
クリスマススペシャル企画として
「クリスマスプレゼントの制作アトリエ」
と銘打っていましたが、
みなさん
自分のためのプレゼント作りに参加されていました。


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金箔の扱い方
道具の使い方を
丁寧に、分かりやすく説明する
ジャン=マルクさん。





こういうトラディショナルな仕事の道具は
どれも本当に美しいです。


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金箔といえば、すぐに
日本の金沢を思い浮かべますが、
フランスにも金箔の文化があり
アルチザン(職人)が存在します。

ヴェルサイユ宮殿の装飾や
アンティークの額装など、
思い出していただくと納得されるのでは。





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金箔をそっとベースの上に乗せたら、
専用の筆を使って密着させて・・・


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1枚、2枚と重ねてゆき・・・




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仕上げに
アルコールを湿したコットンを
金箔の表面に滑らせ、
風化させてゆきます。
(ピカピカのペンキにヤスリをかけるイメージ)


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「この作業を進めれば進めるほど
金の繊維が浮き出てきます。

ずっと繰り返してゆくと、
最終的には金箔は全て
消えてしまうんですよ」

と、ジャン=マルクさん。







思い思いの刻印を刻んで。


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「まるで彫板ね!」
との声も。


最初に金箔を置いたときには
ただ、黒いベースの上に金があるだけだった
四角い板が、
次第に別のものになってゆく。



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最初と最後が
全然別のものになった人もいれば、
手を加えるのは最小限に抑えて
金箔の持ち味だけを
前面に出している人も。
6人6様、
見ていて面白かったです。


そして仕上がりが、それぞれにかなりいける!!
抽象芸術のいいところですね。
黒+金箔のマジック?


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講師を務めた、アーティストの
ジャン=マルク・ヴァシュテールさん。


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(1枚目の写真があまりにじじむさく
申し訳なくなったので、
彼のinstagram からポートレイトを拝借)





金箔を好きなだけ使えて
説明は懇切丁寧、
とても感じのいい2時間のアトリエ!
参加費用は40ユーロ。
お値打ちだと思います!!!

お問い合わせは
ジャン=マルク・ヴァシュテールさんのサイトから
→ HP Jean-Marc Vachter


または、彼のFBをフォローすると
お知らせが届くと思います。
→ FB Jean-Marc Vachter







さて、
今回のミニエキスポとアトリエの
発案者だった私は、
もし、誰も展覧会に来てくれなかったり
アトリエに参加してくれなかったりしたら
どうしよう、とハラハラ。


自分のinstagram やFB等で
せっせと情報発信しました。



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結局、蓋を開けてみれば、
ジャン=マルクさんの昔からのファンが5名、
そして私のヨガ友の娘さんが1名
参加してくれたという結果です。



そのアーティストにふさわしい会場を見つけ、
責任者とアポイントを取り、
責任者とアーティストのミーティングをセッティングし、
そのミーティングには私も同席しつつ
アーティストの紹介とプロジェクトを説明。
イベントが決定したらその告知、
フライヤーの配布、
そして当日の雑務の手伝い&記録写真撮影・・・

といった仕事を、ジャン=マルクさんのために
無償で行いました。
(ご近所さんなので!)





終わり良ければすべて良し、
と言いますが、準備も含めて全てが楽しかったです。

やってよかった。






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by keikosuminoleb | 2016-12-19 04:46 | お仕事のお知らせ | Comments(0)