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パリ在住20年ライター&コーディネーター角野恵子目線のパリ情報です。Keiko SUMINO-LEBLANC, journaliste japonaise, FOOD et Life Style.


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スーパーで野菜を買うよりも、
できれば
L'Epicerie Végétale レピスリー・ヴェジェタルのような
生産者の直売所的なお店で
買えたらなあ・・・
(*レピスリー・ヴェジェタルについては → こちら!を)


映画『DEMAIN ドゥマン 〜明日』を見てからは
切にそう思います。

(今、生まれたきた赤ちゃんたちが生きる
地球のこれからと、
私たちにできること、
すでに行動している世界中の人たち・自治体 etc
を追った
フランスのロードムーヴィです)



『ドゥマン』映画監督のインタビューの中で、
AMAP アマップ(「農家による農業を保持するアソシエーション」の意味)
の存在を知りました。
生産者と消費者が共同し、地産地消を具体化する非営利団体
組織運営は、ボランティアによって行なわれています。


これと別にもう一つ、
LA RUCHE QUI DIT OUI ラ・リューシュ・キ・ディ・ウイ
(「ハイ!と応える蜂の巣箱」の意味)
という組織もあり、
こちらは私のお気に入りカフェが
品物の配布場所になっている事で知りました。
こちらはアソシエーションではなく、企業です。



どちらも「短縮流通」の実現がモットー。
(*中間業者を介さず、消費者が生産者に直接代金を支払う。遠距離からの商品輸送をしないetc)
アマップの方は、特に農家とオーガニック農業を
サポートしたいという意識の人が、会員になっている、と。
そうです、
アマップを利用するには
まず会員になることが必要で、年会費を納めます。
これは、天候等による不作の時でも
農家に一定の金額を払うため。
加えて、届く野菜の種類も、
自分で選ぶことはできません。
収穫次第です。
その代わり、
みずみずしいオーガニックの野菜を、安く手に入れられる。


ラ・リューシュの方はもっとずっと自由で、
ネットを通じて
買いたい時に、買いたいものを、買いたいだけ注文できる
野菜だけでなく、卵、肉、ヨーグルト、ジャム、加工品など
品揃えも豊富です。
どちらかというと、農家のサポートよりも
近郊で取れる新鮮な季節の野菜を買いたい、と願う人々が
利用する傾向。
難点は、自由度が高い分、金額も高い、と。


アマップは真面目で、
ラ・リューシュは金儲け、という声もあったようですが、
企業にしたことで、雇用が生まれたという
プラス側面もあります。

そして、「いずれにせよ、
短縮流通が実現されている、というところが重要。
そう思いませんか?」
と、
この二つの組織を比較した
nature-sciences の記事は締めくくられていました。
確かにそう思います。
バランス感覚がいいですね、このジャーナリストさん!
Matthieu Combe さん)




というわけで、毎週土曜日、
我が愛するご近所カフェL'Age d'Or の店先は
元気な野菜がいっぱい❤️
(*ラージドールはこんなお店→こちら!

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自分が注文した商品を
みなさん、取りに来ています。




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ただ取りに来ているというよりは・・・

ご近所同士の社交の場、
という感じ053.gif



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「彼はkomatsunaも作っているのよー!」
と、生産者さんを紹介してくれました。

小松菜!!!

欲しい!!!!
豆腐の生産者さんもいるそうです。

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デリケートなズッキーニの花まで!
本当に種類が豊富〜〜〜

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ラ・リューシュ・キ・ディ・ウイが扱う食品は
100%オーガニックではありませんが、
オーガニックがほとんど。


個人的には
ラ・リューシュ・キ・ディ・ウイの
自由度に惹かれます。
だって、もしたくさんの野菜が届いても、
その週ずっと留守にすることになるかもしれませんから。


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まずは自分にできることから。

それを提供してくれる組織があるのは
嬉しいですね。







* * * * * * *

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by keikosuminoleb | 2016-09-20 02:52 | オーガニックとエコロジー | Comments(0)
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昨年のイベントこちらで出会い、オープンを心待ちにしてた
レピスリー・ヴェジェタル。

2015年10月、ついにパリ11区にお店が誕生。
イベントのスタンドでは花屋に見えましたが、
ショップは
小さな八百屋、兼花屋さんです。



ざっくばらんで飾ったところがないのに、
ものすごくおしゃれで、めちゃめちゃいい感じで・・・
イベントで見たスタンドの印象は鮮烈!
その時、
「ずいぶん野趣あふれる花を扱うのですね」
と、スタンドの若いお兄さんに聞いたらば、
「実際、野生の草木を取ってくるんですよ。ほら、今日も林に入って
こんなに傷だらけになった」
と、腕を見せてくれました。
(*追記:こんな感じでお花摘みしているようです!!FB L'épicerie Végétale

彼はフローリストではなく、スタジオで撮影の仕事をしている、と。
撮影に必要な花を準備していたら、今の仕事にたどり着いたそうです。
なんだか、ゆるくていいですよね。






そんなゆる〜いレピスリー・ヴェジェタルのスピリット、
こんなお店になっていました!
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中に入る前から、大盛り上がりの私。
外の品揃えを見ているだけで、早くも幸せいっぱいです。



しかしながら、中はもっとすごかった!!
可愛くて、どうにかなりそうですよ!
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花もあります。
やはり、野趣あふれる顔ぶれ。
いわゆる普通の花は、チューリップとアネモネくらいですね。
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地図やセーター(!)が壁に。
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ハーブティや、ジャムなども。
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この日、私はこの赤大根と、ルッコラをゲット!
高いだろうと覚悟していましたが、
合わせて5ユーロ以下。
普段のマルシェより安いくらいです。
我が家の近くに欲しいです、このお店!!!
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レピスリー・ヴェジェタルは
オーガニックの八百屋であるだけでなく、
生産者から直接、品物を入荷をして
「短縮流通」を実践しているのだそう。

そうすることで
生産者は自分らの仕事に対して妥当な金額を得ることができ、
消費者は余計な中間業者にお金を払うことなく買い物ができる。
どちらにとっても適正価格。


レジ前のブーケ、信じられないざっくばらんさですよね!
しかし花はさすがに、ランジス市場から来るのだろうと思い
たずねたところ、
「畑のものか、さもなければ森で採ってきたものですよ」
との返事!

イベントで出会った時の、初心のままですよ!
素晴らしい!!


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51 rue de la fontaine au roi
75011 Paris, France
Open Mon-Sun
11:00 am - 8:00 pm






切り花は、とても美しく、いい「気」を与えてくれますが、
もっともCO2を排出する産業であることも
周知の事実です。
(温室栽培、外国産地からの輸送etc しかもせいぜい2週間しかもたない)

「そんな犠牲を払わずに、
もっと普通に、身近な花を楽しめれば十分なんだよ、
だってこんなに綺麗なんだから」

レピスリー・ヴェジェタルのアレンジを見ていると、
そんな言葉が聞こえてくるようです。




さて、
パリ11区から郊外の我が家まで、
大根の葉を抱えつつメトロに乗って帰りました。
新鮮な葉っぱの瑞々しさは
ブーケと同じくらい美しく、
それを抱えた私はとても誇らしげに見えたと思います。









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by keikosuminoleb | 2016-04-02 00:40 | オーガニックとエコロジー | Comments(2)