keiko's paris journal <パリ通信 - KSL> keikoparis.exblog.jp

パリ在住20年ライター&コーディネーター角野恵子目線のパリ情報です。Keiko SUMINO-LEBLANC, journaliste japonaise, FOOD et Life Style.


by KSL
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「パリジャン・パリジェンヌに人気のパン屋さん」

という枕詞の後に続く店名は
数多く、
しかも時代によって変わります。



リベルテは、今や人気パン屋さんの中でも代表格。

なにせ、
かのギャラリーラファイエット・グルメ館から
「パリの住人たちから人気のブーランジュリー」
ということで、
出店のお声がかかったパン屋さんなのですから!


しかし、現在はグルメ館を撤退し・・・


と思っていたら、なんと!!
日本進出するとのこと!



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「100年前からあるようなパン屋を」

という、オーナー創業者ミカエル・ベニシューさんの理念が
日本企業の共感を得、
パートナーシップ経営が実現。

この春、吉祥寺に
路面店がオープンするというから驚きました!
2018日3月24日オープンです! HP→リベルテ東京本店 



吉祥寺という土地柄も、
リベルテ(自由)のエスプリにピッタリ!

パリのリベルテのある
サンマルタン運河周辺は
ボボ(ブルジョワ・ボエムの略)と呼ばれる層に人気のエリア。
彼らは政治的にリベラルで、教養があり文化的で、
高所得者でありながらお金に対して自由。
ま、要は
現代のパリジャン・パリジェンヌというわけですね。
(一昔前のクラシックな富裕層は、お金にとてもシビアだそうです。
それに、ざっくばらんな若者エリアには暮らさない)


吉祥寺もとても文化的で、
都心部とは違った独自のコミュニティーを持つ
ちょっと他にないエリアだと思います。
「この街が好きだから、ここに住む」
そういう人たちが作る街。
そんな街に、リベルテは良く似合うはず!



さて、
今年2018年1月のある日、
日本初進出&
吉祥寺店オープンに先駆け、
経営陣のお話を聞く機会を得ました。
お招きありがとうございました。

その時にわかったことは

①パリ店と同じように、長く住人に親しまれる店づくりを目指している。
②つまり、例えば10年契約をして、将来は更地にして返すような了見はそもそもない。
③パリの味を再現しつつ、日本のお客様に100%満足してもらえるパン作りをしている。
④長く愛される店であるために、日常使いのできる価格設定に勤めている。


などなど。

名前とライセンスだけの
フランチャイズ経営ではなく、
パートナーシップ経営でやって行く、というところに
吉祥寺の地に根付くぞという意気込みが表れています。



ミカエルさんに質問しました。

私「日本でパリ仕込みのパンを作る上で、
もっとも苦労しているところは何ですか?」



ミカエルさん「フランスの味を再現することに関しては、全く問題ありません。
それよりも日本の原材料をいかに活用するか、
ここに挑戦しているところです」





パンやパティスリー作りの鍵とも言える原材料:バターや小麦粉は、
作るものに合わせて
フランス産のものである方がいい場合はフランス産を使い、
日本産のものの方が合う場合はそれを採用する。
試作を重ねて、最良のバランスを見つけ出している最中とのこと。
フランスの味を日本で再現することは、
もはや難しくはないのですね。
バゲットも、パリと同じように作れるそうです。






パリで研修中の東京本店の職人さん、
「毎日が楽しい!」
と、満面の笑顔でした。



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こういう職人さんたちの作ったパン、
美味しいに決まっています!!


工房(アトリエ)と売り場が筒抜けになっていて
中で何が起きているのか丸見え、
嘘がつけない。
そういう「透明性」も
リベルテのモットー。




また、この店は
昨今の人気のパン屋にしては珍しく
スターパティシエやブーランジェの
名前を冠してはいません。


これもミカエルさんのモットーで、

「実際に作っているのは、現場にいる職人たちです。

パティシエやブーランジェをスター扱いするのも
そろそろやめにするべきでしょう。

僕は、職人たちの仕事に敬意を示したい。
だから、店名を有名人の名前にせず、『リベルテ』にしました」



冒頭に
人気パンやのリストは時代によって変わる、と書きましたが、
リベルテ、ず〜〜〜〜っと
パリジャン・パリジェンヌに愛され続ける気がします!!




さて、では、どんなパンやパティスリーを
吉祥寺のお店で買えるのか?!


この日試食させていただいたラインナップから
東京本店に並ぶ品々どうぞ〜

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1月だったので、
王冠を乗せた
ガレット・デ・ロワもありました!





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クロワッサンやパンオショコラなどの
ヴィエのワズリー(菓子パン類)、
美味しいですよね❤️

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フランス産のバター(高額!)を使いながらも、
普段使いできる金額で
提供されるとのこと、
楽しみです!!






私のテーブル
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ああ!
パンの(そしてパティスリーの)
並ぶテーブル、最高です!
これだけのことなのに
どうしてこんなに幸せな気分になるんだろう。

パンの魔法、ですね。







チョコレートのルリジューズ。

フランス伝統のシュー菓子ですね。
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タルト・オ・シトロン(レモンタルト)

かなり酸味が効いていました!

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パリのブティックの一角にあった
オリジナルのジャムや焼き菓子のコーナー。

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これも、東京本店で販売されるかな?

3月24日、楽しみですね!




















2018年2月10日追記:
パティシエ、ブーランジェetc
食べ物の職人さんたちが
どんな環境で、どんな仕事をしているのか、
興味深々のみなさま、
今年のゴールデンウイーク5月2日に
人気ショコラティエ『パトリック・ロジェ』の
アトリエ訪問ツアーを開催します!
お申し込みお待ちしております!











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# by keikosuminoleb | 2018-02-09 00:24 | FOOD | Comments(0)