keiko's paris journal <パリ通信 - KLS> keikoparis.exblog.jp

パリ在住20年ライター&コーディネーター角野恵子目線のパリ情報です。Keiko SUMINO-LEBLANC, journaliste japonaise, FOOD et Life Style.


by KSL
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<   2016年 03月 ( 10 )   > この月の画像一覧

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L'Archipel ラルシペル(=列島)、見てきました!

去年の夏ころ、初めて存在を知って、
以来とても気になっていた場所。
まず、このシャペルのような場の写真に
グッときました。



ラルシペルは、社会のために開かれたスペースで、
本体はオロールというアソシエーション(社会貢献を目的とした非営利団体)です。
*オロールHP Aurore


1871年に始まったオロールの活動は、
フランス全土に広がっています。
その一つが、ここ、
パリ8区の元修道院(19世紀の建築!)で開始されたのが4年前。
去年からは
従来の活動である避難者の受け入れの他に
「ラルシペル」として、
シャペル他一部を
一般のすべての人にも開放。
様々なアクティビティーが提供されています。
(注:これ、ちゃんとアソシエーションの人に取材しましたから!)



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そのアクティビティーもユニークで、
なんと
無料コンサートの他に
本の物々交換、
洋服の物々交換、
など!

不用品を寄付する、とか
めいめいにフリーマーケットで販売する、とか
そうではなく、あげて、もらってくる、という。
これ、新しいですよね!



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というわけで、毎週土曜日が
この物々交換デー。
シャペルにずらりと並ぶ本棚の本、どれでも
自分のいらなくなった本と交換が可能です。
(*一部、一番奥の棚のものだけは、閲覧のみ)


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アラン・シャペルやトロワグロの料理本。
不朽の名作も無料でもらえる!



でもこの日の私の目的は本ではなく、
洋服でした。

シャペルのさらに奥へ進み・・・



トロックショップへ!
トロック=物々交換する
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まず、入り口で
持参した洋服を渡します。
靴やアクセサリーは1ポイント、
Tシャツは2ポイント、
コートは4ポイント・・・

持参した品々がポイントに換算されます。

次に、
カードに名前とポイントを記してくれます。

あとは、
このポイント分だけ、好きなものをもらって帰っていい、という。

カードはトロックショップで保管してくれるので、
一度に使い切らなくても大丈夫。
また次回、
もしくは家族がやってきて
使うこともできます。




ここもなんだかかわゆいー❤️
お部屋のようになっていますよ〜。
左側にお茶のセット、見えますか?
これも多分、無料です。
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全然期待していなかったのに、
私好みの品々が・・・!
ゴールドのサンダル、サイズさえ合えばもらっていました。
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新品の、こんなへんてこな靴も。
こういう出会いは、こういう場所の醍醐味ですよね。
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プチバトーのワンピース、
モルガンのスカート、
パタウガスの靴(これは私が持って行きましたが)、
コート、
アクセサリー、
下着(!)、
コスメ、
食器、
子供服、
紳士服、
など、なんでもあります。

本当に、なんでも持って行っていいのですね。

これらの品々の中から
私はイヤリングとタイツを4足、
サンダル、ベルトをもらいました。
ポイントがかなり残っています。

そして・・・

なんだかホクホク気分!
無料でもらえる、って、嬉しいものですね!
考えてみれば、家族や友達からのプレゼント以外には
人生初体験ですよ!





シャペルには、
マイリトルパリの顔、九重加奈子さんのイラストが。
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ラルシペルにはマイリトルパリ他
作家や企業が協力し、本や機材、内装の提供などを
しています。
今の時代・・・誰もがちょっとした助け合いの気持ちを
必要としているのかもしれません。
困っている人も、そうでない人も。




加奈子さんのイラスト満載の
マイリトルパリの本、日本語に翻訳されていますね。


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そんなシャペルの一角にある
コーヒー、お茶、オーガニックのジュースコーナー。
やはり無料。
募金箱に気持ちを置く仕組みです。



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RF
レピュブリック・フランセーズ


ラルシペル、いい発見でした!


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L'Archipel
26 bis, rue de Saint-Pétersbourg
75008 Paris
土曜日(物々交換):12時〜19時
日曜日(ブランチ、ヨガ):12時〜18時30分
*このほか平日・週末ともにアクティビティーあり
プログラムはFBをこちら





おまけ。
私のもらってきたものたち。
これにプラス、大きなピアスももらってきました。
タイツとベルトは新品。
サンダルも多分新品です。
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もらってきたサンダルを履いて
ご満悦の次女 016.gif
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「天国みたいにらく〜」
今度は家族みんなで見にいこ〜ね〜。
無料だから、お金のない学生だって楽しめます。





もう一つ、おまけ。
ラルシペルに行って、良かったなーと思ったのは、
助けを必要としている本当に厳しい立場にいる人たちと、
そうではないオシャレな若い女の子たちや
私のような一般のレベル内で困っている人たちが
みんな入り混じって
同じ活動をしていることでした。
洋服を選んだり、本を読んだり。

昔、私が若い頃、
仲良くしていた友達(というか彼氏)が
本質的に何もしていないのに何かしたつもりになるのは良くない
というようなことを言って(助け合いなどの話です)
そうだよな、と思ったものですが、
今は違います。
たとえ何もできなかったとしても、
何も感じなかったり考えなかったり、知らなかったりするよりは、
少しでも注意を持つ方がずっといい。
第一なんだってそうですが
自分にできることをする以外にないじゃないですか。
いろんな人に入り混じりながら
ラルシペルでちょっと時間を過ごしただけなのに、
なぜかそう思いつつ帰ってきました。







【お知らせ】
いらないものを使えるものにする、
フランス人の発想が大好きです。
彼らのアイデアを集めた
インテリアの本2冊、
手にとっていただけますと嬉しいです。

 

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by keikosuminoleb | 2016-03-27 08:22 | パリ 街と人 | Comments(2)
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パリの今を伝え続けることで、
遠く日本に住む皆さんに
ヨーロッパの日常の一コマの、その一部を
リアルな実感を持って共有してもらえるかもしれません。
これからも、パリ通信を
お届けし続けたいと思います。


昨日、ようやく
映画DEMAINを見に行きました。
(*demain = tomorrow = 明日)

去年12月2日に公開され、
以来4か月間も上映され続けているヒット作です。

公開とほぼ同時に、
次女(高校1年生)が課外授業で見に行き、
「よかったよ」と教えてくれた作品。

「アメリカのデトロイトは車の工業地帯だったから、
車の会社が撤退して街が廃墟になってしまって、
でも今、その廃墟で、ビオの農業をしている人たちがいるんだよ」

そのような話をしてくれました。

2月、セザール賞(フランスのアカデミー賞)式典で
『DEMAIN』は
2016年最優秀ドキュメンタリー映画賞を受賞。

雑誌でも二人の監督のインタビューが特集されたりし、
啓発的なドキュメンタリーにしては珍しく
広く話題になっているのです。


「私が妊娠している時、
2100年には人類のほとんどが滅亡する、という研究結果を知りました。
子供たちの世代は、水やエネルギーに乏しい環境に
生きるというわけです」


そんな、監督のナレーションで始まる『DEMAIN』。
食べ物→経済→政治→教育・・・
明日のために、今私たちにできることは?
そのヒントをあたえてくれる人たちを、
アメリカ、北欧、インドなど、文字どおり世界各国まで会いに行き
話を聞いたドキュメンタリーでした。

これが、嫌に啓発的ではなく、
ポジティブなトーンで語られ、
しかもフランス映画らしい詩的な映像を織り交ぜて展開される。
インドの水田の映像には、涙が出ました。

日本でも公開されるといいなと思います。



さて、『DEMAIN』を見たのは、
クリシー広場すぐ側の単関係映画館。

7, Avenue de Clichy
75017 Paris

シネマ・デ・シネアスト、という名前は
直訳すると「映画人の映画館」。
映画を作る人たちの映画館、という名前に相応しく、
併設されたビストロでは、映画関係者を招いての討論会なども
開催されるようです。


昨日はたまたま、昔の映画上映の機材が
展示されていました。

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まさにニューシネマパラダイス!




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インダストリアルな内装も素敵です。
この日、初めて知ったのですが、パリのミニシアターは
全館15歳未満5ユーロの一律料金。
これはパリ市のバックアップによるサービスで、
志の高い映画人を支援する活動でもありますよね。
そこらじゅうが大量生産映画とシネコンだけになってしまったら
つまりません。




庶民的なクリシー広場。
ピカソの時代も現代も、アーティストは
中心からちょっと外れた庶民のエリアで
活動をするものですね・・・(家賃や物価が安い)
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クリシー広場のメトロ脇の本屋に
ふらりと入ると、たまたま谷口ジローの新作発売日!
ポスターも飾られて、なんだか嬉しくなりました。
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現在、ヴェルサイユのエスパスリショーで、エキシビジョンが
開催されています→ 谷口ジロー展『夢見る人』





クリシー広場からメトロ・ヨーロッパへ向かって
ぶらぶら・・・ この建築、好きなのです!
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郵便局です。
なんというか、プラハっぽい。
修繕が必要らしく、ネットで覆われていますが
それでも独特の迫力があります。
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メトロを降りると、現在装飾美術館で開催中の
バービー展のポスターが目立っていました。
大きいサイズでインパクトのある広告も
パリの風景の一つですよね。
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*バービー展、見てきました!→ こちら!


こんな昨日、2016年3月24日でした。





欧州への旅行や出張は
今後、自粛ムードになることと思います。
こちらに住んでいる者として
みなさんに変わって、パリの景色を見、
記録したいと思います。















* * * * * * *

                                                what's new in paris ?  パリ情報毎日更新しています! → a0231632_18374182.jpg      
   

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by keikosuminoleb | 2016-03-24 18:00 | パリ 街と人 | Comments(2)
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アーモンドの花? @パリ植物園内動物園のフェンス




春のお彼岸ですね。





フランスのカレンダーにも
『春分点』なるものが記されていて、
今年は3月20日から春。




そのせいかどうか?
先週はまさに、春爛漫のポカポカ陽気。
いてもたってもいられなくなり、
Jardin des Plantes パリ植物園へGO !




パリ植物園は、
1635年、ルイ13世の御代に『王立薬草園』として始まり、
4世紀の歳月をかけて現在の姿になった、という
歴史ある広大な施設です。




一番有名なのは、国立自然史博物館内の
『進化のギャラリー』進化大陳列館 Grande Galerie de l'Evolution
だと思いますが、他にも
鉱物館、
動物園 ménagerie (←ムーヴィがめっちゃ可愛いです!)
動物の骨格を集めた比較解剖学館も。



そしてその全てが、
「自然史」という1つのテーマに捧げられている、という。



前置きはこのくらいにして、
この日のお目当て、大温室へ。
この温室もまた歴史があり、
四角い建築の方は、1834年に建設されたものだそう。





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57 rue Cuvier
75005 Paris

開館時間:10時〜17時
(春・夏は 〜17時30分、〜18時)
定休日:火曜
入場料:6ユーロ



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1881〜1889年に建設された大温室は、
21世紀に入り大リニューアルが行われ、
2010年6月、
地球上の植物多様性を展示する場所に
生まれ変わりました。


*その規模と(面積、高さ)、
ここで見ることのできる植物が何種類あるのか、
探しているのですが見つかりません・・・これはおいおい。



中でも、熱帯の森林を再現する多湿の温室は大迫力です。
中に一歩足を踏み入れると、この通り
鬱蒼としています!!
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設置されたパネルに、
熱帯の自然について、いろいろな説明がされています。

が、それより何より、
観葉植物でしか見たことのない面々が
実際に熱帯林にあるような状態で目の前に!
ただただ、圧倒されるばかり。




こういうの↓最近流行っていますよね?
土なしで、空中で育つパラサイト植物。
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実際はずいぶん大きい!!!




課外授業の子供達が、
地べたに座ってデッサンをしていました。
何十年たっても変わらぬ
パリの一コマです。
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鬱蒼とした感じや、木々の大きさ、迫力が
これらの写真で伝わるでしょうか・・・

向こうは、岩の壁。
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そしてなぜか、ミニ観葉・笑
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熱帯の生物多様性。
珍しい蘭の花などは、一切なしです。
そこがまたいい!




岩の壁の後ろ側は、洞窟・・・
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向こうに写っている人影と比べて、
大きさを想像していただけますか?
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時々天井から、ミストが降ってきます。
これがまた、ナウシカ的で、
癒されることと言ったら。


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岩の壁の後ろ側を登って行き、
いろんな高さ・角度から
熱帯の森を眺められました。
こういう演出の妙は、さすがフランスだと思います。
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なんとか、その演出の妙をお伝えしたく
写真をたくさん撮りましたが・・・
全く無理ですね、木の大きささえよく伝わりません。
諦めました。




外の庭では、たくさんの庭師が働いています。
コンポストもあるし、種まきも。
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3月の現時点では、まだ寒々しい庭も、
5月になれば、
向こうに見えるプラタナス並木は新緑に覆われ、
手前の薬草園にも
色とりどりの花が咲くのです。
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葦? パピリュス??
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ぼーっと歩いていたら、あれ?! もしや!!
そうです、桜です!!
あんなに高いところに・・・
しかも鳥の巣箱まで❤️
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きっと、来週末は満開ですね!









ご覧の通り、パリ植物園は、
リュクサンブール公園やチュイルリー公園と違って、
フランス式庭園だけではない。
そこが好きです。


北側の半分はフランス庭園(直線、整然)で、
南側の半分はイギリス式庭園(自然、なだらか)。
丘があったり、そしてその丘に
ミツバチの"ホテル"があったり。
オーガニック菜園もあります!
確か、野鳥を守る活動も。



公園全体で、植物多様性を後世に伝える努力をしている、
こんな施設があるんですね。

公式サイトの動画が可愛いです❤️










【お知らせ】
パリでも、日本でも、
グリーンは驚くほどにトレンド!
植物好きたちのインテリアを集めた
素敵な本の、
パリのページを担当させていただきました。
ぜひご覧になってください。 







* * * * * * *

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by keikosuminoleb | 2016-03-21 06:15 | museum 美術館・名所 | Comments(0)

パリ、一人旅のこころえ

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「女性の一人旅のおすすめに、

パリが上がらないのはなぜですか?」


「一人でパリを旅したいのですが、

女性一人でも安心でしょうか?」





そんな声を耳にしました。

私が初めてパリ一人旅をしたのは

20年以上も前のことですが(1993年)

当時も不安だったことはよく覚えています。




加えて最近は、テロのことも

かなり心配の種になっている様子。

テロ後のパリの、日常レベルの治安については

以前、こちらこちらに書きました。




今回は、

自由旅行で、パリを楽しむ際のアドバイスを。

女性の一人旅前提でいきましょう!


以下、トピックスです!



① 航空券と宿、どう予約する?

② ホテル選びの注意点は?

③ 安心して泊まれるエリアは?

④ 空港からホテルの移動、どうする?

⑤ メトロやバスは危険じゃない?

⑥  スリの見分け方や、ナンパの対処法は?

⑦ 一人のご飯、大丈夫?






① 航空券と宿、どう予約する?


旅行に行く決意をしたら、

まずは飛行機、そしてホテルの手配です。

航空券とホテルがセットになった「フリープラン」のパックツアーが

HISなどの旅行代理店や、

格安旅行サイトなどで見つかります。


例えば、

ANAの旅行サイト【ANA SKY WEB TOUR】→ フランスへの旅

羽田発パリ5日間、15万円以下からありますね。


フリープランのパックツアーは、

航空券とホテルを別々に手配するより

お安いことが多いです。 が、

一人旅の場合、

シングルアップ料金を払うので、あまり心踊りません。



航空券と、ホテルを

別々に予約する場合は、手間が2倍になってしまいますが、

自分のためです。

せっせと比較検討するしかありません。

幸い、比較検討はネットでできます。


ご参考までに:

イーナ→ 海外発航空券をオンラインでらくらく予約

ホテルズドットコム→ お得なホテル特集

エクスペディア→ 海外ホテル予約トップページ





② ホテル選びの注意点は?


自分の行きたい場所が集まったエリアや、

興味のあるエリアにホテルを取ると、

滞在が充実すると思います。


「ホテルを出れば、目の前に憧れのパンやさんがある」とか、

「歩いて美術館に行ける」

「一度でいいからサンジェルマンの住人になってみたい」

など。




最近は、感じのいいゲストハウスが

たくさん誕生しているので、

相部屋に抵抗がない人は

1泊30ユーロ程度でパリに宿泊できます。

例えば、→ Les Piaules




ただ、ここで気になるのが、

ホテル周辺エリアの治安です。



近年、パリは

10区、18区、19区が元気で、

歩けば必ず新しいもの、面白いものに遭遇し、

人情みもある

楽しいエリアなのです・・・ 

が、

移民が多く、雑然としてもいます。

この雑然としているところが

「文化の交差点・パリ」の魅力の一つとはいっても

到着するや否や

ビビってしまうような場所に

わざわざ宿を取ることもないでしょう。

(私としては、こうお伝えするのが心底辛いほど、

これらのエリアが好きなのですが! でも!!)




ちなみに、

以前読んだ統計によると

スリやひったくり(を含む軽犯罪)の被害が一番多いのは

1(ルーブル美術館がある)、8区(シャンゼリゼがある)などの

観光地でした。

ですので、101819区を歩くことを

ことさらに敬遠する必要はないと思います。





③ じゃあ、安心して泊まれるエリアは?


ルーブル美術館や、パレロワイヤル、

人気のアスティエドヴィラットのショップなどがある1区

*レアル周辺は、場所によっては汚いです。



オペラ座や、昔ながらの商店街(モントルグイユ通り、

モンマルトル通り)がある2



北マレと呼ばれるようになった3

クリエーターの小さなブティックが多い。



「パリで最も古いエリア」として有名なマレ地区の、4

ヴォージュ広場、ポンピドーセンター、

ノートルダム寺院など。



学生の街、カルチエラタンの5

パンテオンと、パリ植物園!

(*パリ植物園の様子は→こちら!



サンジェルマンデプレの6

リュクサンブール公園、ラスパイユ通りのビオマルシェ・・・



百貨店ボンマルシェと、官庁街の7

アンヴァリッド、シャンドマルス公園+エッフェル塔、

ケブランリー美術館。



シャンゼリゼと、モードのメゾンが並ぶモンテーニュ通り、

フォーブールサントノレ通りの8



オスマン建築のアパルトマンが連なる9

庶民的活気がほんのり残る、住宅街でもあります。




以上、

1〜9区は、いずれもパリの中心部なので

どこへ行くにも便利、かつ、

特に危なげ(雑多)な気配のないエリアです。

歩くことが好きな人なら、

メトロやバスに乗らず、徒歩で観光ができるかもしれません。



中国人街のある13区と、

品のいい住宅街の141516区、

17区の凱旋門寄りも、

安全で平和なムードです。

でも、ちょっと真ん中から離れますね。

逆に、パリに暮らす人々の生活の中に

溶け込む感じを味わえるかもしれません。


もし、これらの区に

気になるショップやカフェ、美術館、マルシェ

などが集中している場合は、

迷わずそこに宿をとってください。

徒歩で好きなところへ行けるのは

いいものですよね。





④ 空港からホテルの移動、どうする?


もし、大きなスーツケースがある場合は、

空港からパリ市内(オペラ座、凱旋門、アンヴァリッドなど)までは

バスを利用し、

バス停からホテルまではタクシー、が安心です。



なぜかというと、

バス停もタクシー乗り場も地上にあるので、

大きな荷物を持って、地下と地上を上り下り・・・

なんて必要がないから。

また、タクシーに乗るのには

お財布を出す必要がないことも

大きいです。

空港から市内へのバスに関する情報は

フランス観光開発機構のHPを → フランス観光開発機構 空港から市内へ



私の知り合いの例ですが、

空港から電車RER B線を利用して市内に入り

北駅で下車、

ホテル最寄り駅へと移動するために

メトロのチケットを購入・・・ どうもその時に

スリにあったと話していました。

日本人女性、一人でした。



大きなスーツケースを引きずっている時は

動きが不自由ですし、

それに加えて

肩からも大きな荷物を下げているので、

お財布を出したり、券売機を操作したり・・・

とやっていると、

どこか、無防備なところが出てしまうのだと思います。



その点、

バス停とタクシー乗り場はだいたい近いですし、

タクシーは乗るときではなく、降りるときに車の中で

お財布を出せばいいわけですから、

スリにあう心配がありません。



「タクシーに乗るのも心配!」という方もいるかと思いますが、

パリのタクシードライバーはプロなので、

住所を見せれば必ず目的地まで連れて行ってくれます。

ご安心ください。





ちなみに、私が初めてパリを一人旅した時は、

キャスターのない小型スーツケースと

スポーツバッグのみ、という軽装。

オルリー空港に到着し(CDGではなく!)

空港からバスでダンフェールロシュローまで移動、

そこからはRERでリュクサンブールへ。

地上に出てすぐ、目に付いたホテルに入り

最初の一晩目を過ごしました。

あえてホテルを予約しないことで、

「ホテルにたどり着かねば!」というハードルを

取り払ったわけです。

でも、20年前と今では事情が違います。

ホテルは、前もって予約をおすすめします。






⑤ メトロやバスは危険じゃない?


メトロに、スリはいます。

特に、ヨーロッパに国境がなくなってからは

東欧からジプシーが流れ込み・・・

・・・スリや詐欺(エクスキューズミー、これに署名をお願いします云々)が

多くなった印象です。

ちなみに、

最もスリが多いメトロの路線は、

凱旋門からシャンゼリゼ、ルーブル美術館をつなぐ

1号線だと聞きました。



メトロに乗車して、座席に座らず、

ドアの前の棒につかまっている時、

目は、ドア上の路線図を見ていますよね。

ハンドバッグがお留守になっていませんか?

スリに合ったら最悪です、

「私は用心していますよ」

という様子を、はっきり見せてください。



立って、棒につかまっていても、

もう片方の手は必ず、バッグのファスナーの上

もし座っているなら、

膝の上に置いたバッグの持ち手に

腕を通しておきましょう。

「用心していいますよ」

「ぼーっとしていませんよ」

という様子が伝われば、

向こうもそそられないはずです。


私の知り合いの若者が、日本からパリに来た時は、

たすき掛けの短いミニスポーツバッグ? のようなカバンで

登場し(胸の前に袋がある感じ)、

これだけ用心していれば大丈夫だ、と思ったものでした。

 * ↓ こんな感じの、もう一回り小型のバッグ


 ↑ amazonリンクです




メトロの車内では、

開閉する扉付近の席よりも

そうでない場所に座ったり

立ったりしたほうが安心です。

メトロを降りる瞬間にスル、というテクニックの被害にあった人を

目の前で見たことがあります!!!

フランス人のパパ、気の毒でした・・・



ところで・・・

バスの中では、スリグループを見たことがありません。

メトロと違って、

乗ったり降りたりを繰り返しながら、スリ続ける、

ということが、できにくいからかも知れません。

そう考えると、バスは積極的に利用すべきかも。

バスの路線図は、

パリで「うちごはん」そして、おいしいおみやげ―暮らすように過ごす旅レシピ

の中でもご紹介した地図が

懇切丁寧で便利です。




メトロでもバスでも、スリの他に、

暴力などの危険にさらされることは

まずないと思います。

私は20年近くこちらに住み、

1度もそのような目に合っていません。



逆に、東京には痴漢が大勢いますから、

痴漢のいないパリの方が

気が楽なくらいです。

東京の痴漢は最低ですよね。人間失格。





⑥  スリの見分け方や、ナンパの対処法は?


メトロ1号線でよく見るのは、

1015歳くらいの

女の子のスリグループ。

本当にちょくちょく見ます。

服装は、アメリカン、というか、

パリには珍しい明るい色のトレーナー上下などを着ています。。


ジプシーと呼ばれる面々です。


他にもいろいろなグループがあると思いますが、

「あれー? 子供ばかりで、なんでだろう?」

と感じたら、もう一度バッグの確認を。

フランスの子供は、滅多に

子供だけでメトロに乗りませんから

その一団は怪しいです。



ジプシーといえば、

シャンゼリゼには、カラフルな長〜いスカート姿の

ジプシーグループが歩いていますよね。

署名をねだりにやってきます。

近づいてきても、相手にしないことです。




思い出すのは・・・20年以上前、

フィレンツェを一人旅した時のこと。

ジプシーに絡まれ、それがまたしつこくて、

ほとんど反射的に

「やめろー!」

と、日本語で叫んでいました。

ドゥオーモにこだまする、私の叫び・・・

通りを歩いていた人々がみんな振り返り、

ジプシーたちは

私から離れて行ったのでした。




シャンゼリゼにも、メトロの中にも、他の場所にも、

パリにはたくさん人がいます。

いざとなったら「やめろー!」と

日本語で叫びましょう。



ナンパに関しても、同じです。

公園で一人ベンチに座っている時など、

話しかけてくる人があるかもしれません。

つい親切心から返事をしてしまい、

しつこいなーと感じ始めたら

はっきりと、強い口調で

「エクスキューズミー!」とかいうといいと思います。

フランス人はあまり深追いしません。





⑦ 一人のご飯、大丈夫?


カフェやビストロ、レストランで見かける、

一人ゆったりと食事をする老人。

彼らの仲間になった気分で

堂々と、一人ご飯を楽しんでください。

もし、予約をする店なら、

一人のお客さんにふさわしいテーブルを

用意してくれるはずですし、

予約なしで入る店なら

その場で、良さげなテーブルをいくつか

見繕ってくれます。



「でも、一人で食事するのは

寂しい気がする」・・・という方。


私は、旅先での一人ご飯のときに

よく、友達に当てた絵はがきを書きます。

または、テーブルの上にあるものをスケッチしたり。

一人では間が持たないかも、とご心配の方は、

絵はがき、旅日記など用意しておくといいですよね。


ガイドブックを開いて

明日の予定をもう一度確認したり、

お土産リストをチェックしなおしたり、

一人でもすることはたくさんあります。



あ!

考えてみれば、

レストランやカフェにはWi-Fiがあるので

インスタグラムやツイッターができますね。



一人でも入りやすい店リストは、こちら です。






以上、「パリ、一人旅のこころえ」でした!


思うのですが、
パリは美術館巡りや、ショップ巡り、
レストランやカフェ、マルシェ、
いろいろな楽しみがあることに加え、
メトロがわかりやすく(一律料金なのも楽)
通りには名前が付いていて
都市そのものがわかりやすく整然とつくられています。
(放射状の道の作りは方向を失いやすいですけど)

女性の一人旅には向いている、と。


逆に、ビーチリゾートなどに一人で行くほうが
気合いが必要かもしれません。

考えてみれば、
都市には一人で歩く人が、
女性でも男性でも、多いですよね。

それから、パリジャン、パリジェンヌが
親切か、
英語がしゃべれるか、
なども、よく話題にのぼります。
私が一人旅をした時は、
「みんな、付かず離れずの絶妙な間隔で親切」で、
「英語も私よりはずっとできる」
と感じました。
今では、若い子たちは
英語で話したがるくらいです。


バリ島では、
お土産売りやマッサージのおばさんに
しつこく付きまとわれて、心底うんざりしました。
パリでは、そんな思いはしないで済みます。

ヴェニスでは、ぼったくり度が凄まじく、
これも嫌でしたが(旅の思い出が台無しになりますよね)
パリでは、カフェでもお土産やさんでも
ちゃんと値段が書いてあるので、
そんな心配もありません。


やっぱり、パリは
一人旅をする女性にとって、
ハードルの高くない都市だと思います。

お店に入ったら「ボンジュール!」と元気に挨拶して、
ぜひ、心に残るパリ滞在をしてください!




*****

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いいものがありますねー。






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さて!
今年のゴールデンウイークに
パリ旅行をご計画中のみなさま、
ミニバス会社「パリランデブー」とコラボで
ちょっと珍しい半日ツアーを企画しました。
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アトリエを見学します!

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by keikosuminoleb | 2016-03-19 02:49 | 旅のお役立ち情報・治安 | Comments(2)
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3月10日、パリで活躍する日本人ヘアスタイリスト
MASSATO さんの、
新サロンのオープニングに伺いました。


MASSATOさんといえば、
私が尊敬する林真理子さん(同郷・山梨県出身)のエッセイや、
パリコレ、映画etc 
いろいろなメディアに登場する
超有名人。


私たちには手の届かない存在、と思いきや
実は、
ちゃんと予約さえすれば(かなり前もって電話を!)
カットをしてもらえます 066.gif



会いに行けるアイドル、ではないですが、
カットしてもらえるカリスマヘアスタイリスト!


女優のソフィー・マルソーさんや
元モデルで元ミック・ジャガー夫人のジェリー・ホールさんなど、
超セレブたちの髪を担当する人物に
自分の髪を切ってもらえる、という。

思えば、すごいことですよね。



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新サロンのオープンで、
MASSATOさんのパリのサロンは
現在3店舗:

左岸店
5, rue Robert Estienne, 75008 Paris, tel: 01 56 59 01 01

右岸店
21, rue de Touron, 75006 Paris, tel: 01 56 24 03 03

新マレ店
1, rue du Pont-aux-Choux, 75003 Paris, tel: 01 48 04 72 59


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オープニングに詰めかけたファンのみなさん!
(ちなみに、フィンガーフードはフランカールのものでした。上質053.gif




マレ、という土地柄を考慮して、
若いクリエーターが好みそうな
内装です。
若い人たちにも利用しやすいように、
料金設定も他店よりお安い!


また、
この店の特徴は、
『コントワール・デ・コロリスト』(カラーリストのカウンター)
という名前が示す通り
ヘアカラーに特化したサロン

カラリングには
ロレアルの植物性ラインを使用。
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Comptoir des Coloristes by MASSATO Paris
1, rue du Pont aux Choux
75003 Paris
tel. 01 48 04 72 59

料金:
女性シャンプー+カット+ブロウ 85ユーロ
 *MASSATOさん指名 234ユーロ
ブリーチとカラリング 75ユーロ〜
バレイヤージュ 90ユーロ〜
リサージュ(ナチュラルなストレート)68ユーロ〜







もともとは、エピスリーだったという店内の持ち味を
活かせるところは上手に活かし(例えば床)
手を加えるべきところは加え(例えば青く塗った壁)
感じのいい空間を作っていますね〜!



ついつい、インテリアに目が行きます。




というのも、
MASSATOさんのご自宅を2回、取材させてもらったことがあるから!

1度目は雑誌「モダンリビング」のために
パリ7区のアパルトマンを、
2度目は本「センスがいいとほめられる インテリアのルールのために
サンジェルマンのアパルトマンを。
(私にとっては都合のいいことに、MASSATOさん引っ越しされたのです。
現在はサンジェルマンの住人)


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ミッドセンチュリーデザインの照明!!
どれも、MASSATOさんが見つけたものだそう。
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私にとっては、MASSATOさんにカットしてもらうことが
自分に許した唯一の贅沢なのです。

と言ってもここ数年、
年に1回くらいしか伺えず・・・(経済難でして)
それでも、たとえ間が空いてしまっても、
MASSATOさんにカットしてもらっていれば大丈夫!
いつもいい状態です。
つまり、結果的には経済的なんですよね。


初めてカットしてもらった時、
「清水の舞台から飛び降りる思いで来ました」
と伝えると、
爆笑していたMASSATOさん。
カット200ユーロ越えは、私にはきつくても、
他の有名ヘアスタイリストに比べると
半額くらいのお値段なのです。

MASSATOさんがあえて、この値段にしているのは、


「あまり高くなりすぎて、
大金持ちのコンサバな人だけが来るようになったら
面白くないでしょう?」


という理由から。

いつもとても忙しく働いていて、
いつもとてもフレンドリーなMASSATOさん。
ファンです!












MASSATOさんのパリのご自宅、
以下の本の中で取材させてもらっています!
今、サロンでカラーライン陳列に使われているキャビネットも、
この時はご自宅にありました!
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【お知らせ】
フランスのインテリア、いいですよね。
フランスの、そしてパリのエスプリを
手軽に自宅に取り入れるアイデアを集めた
インテリアの本2冊、
手にとっていただけますと嬉しいです。

 

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by keikosuminoleb | 2016-03-16 00:47 | パリ 街と人 | Comments(0)

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ヴェルサイユ宮の「エスパス・リショー」にて
日本の漫画家・谷口ジローの展覧会
『夢見る人』展が開催されています。
2016年3月12日〜5月15日!

開催に先駆けた11日、
プレス関係者とともにじっくりと
展示を見せてもらいました。


エスパス・リショーは、開館してちょうど1年の
新しい施設です。
が、その起源は18世紀に遡り、
もともとはフランス国王の病院として建てられた
建築物なのだそう。
つまり、ヴェルサイユ宮殿の一部です。



今回の谷口ジロー展が
第3回目の展覧会になり、
なんと、ついこの間までは『星の王子さま』で知られる
サン=テグジュペリ展が開催されたばかり!



そんな場所で、
日本の漫画家の展覧会が行われています!





その様子を、順を追ってお見せしますね。
(iPhoneの写真でゴメンなさい・・・)



まずはエントランス。
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障子のような、イサムノグチの照明のような
説明書きの演出。
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展示は、テーマごとに分けられ
「Le Grand dehors  大いなる外部」
「Le sens de humain 人間を考える」
「Mémoire, racine et Nostalgie 記憶、ルーツ、ノスタルジー」
など。
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この企画に大いに貢献された、フランス著作権事務所代表取締役の
コリーヌ・カンタンさんによると、
谷口ジロー作品は本国日本よりも、ヨーロッパで
高く評価をされているのだそうです。
その理由は、まず何よりもイラストが美しいから、と。
だからこそ、かのルイヴィトンが『トラベルブック』を
彼に依頼したのですね。
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HP ルイヴィトン「谷口ジローが描くヴェネツィア」


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王家の病院だったエスパス・リショーは、
さすがの荘厳さですが、
このだだっ広い空間を展示に利用するのは、なかなか難しいそうです。
演出家の工夫で、時にダイナミックに、
時に親密に、展示スペースが作られていました。
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作品『歩く人』を中心に、
240の原画その他を展示。



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『孤独のグルメ』も、もちろん!





谷口ジロー作品が仏訳されて、
今年でちょうど20年だそうです。

一人の日本人として、
こんなに素晴らしい作家が今、日本に存在することを、
本当に誇らしく思いました。
(私の手柄ではないことは、よくわかっています!!)


先ほどのコリーヌさん曰く、

ルイヴィトンのトラベルブックを
一つのストーリーで描いた作家は彼だけ

と。
確かに、同シリーズの他の本はどれも、
旅先で見たスケッチ集です。
漫画家として、
旅のスケッチの中に物語を盛り込んだことも
独創的で、芸術的ですよね。





日本の漫画が、
18世紀のフランス建築の中に展示されていることからして
ものすごい驚き!!
感動しました。




Exhibition "Jiro Taniguchi, l'Homme qui rêve"

open :
水〜日, 12 時 〜 19 時
tel入場料 : 01 30 97 85 15

2016年3月12日〜5月15日

入場料 :5ユーロ




注:
ヴェルサイユ宮殿入り口とは別の場所に、入り口があり
長々と並ぶ心配なし。
中庭は誰でも無料で入場可。
クール・デ・サンターこちら と合わせて
利用されてはいかがでしょう。
これからの新緑の季節、満喫できると思います。







*****
以下、すみのけいこの共著です!
どうぞ宜しくお願いします。







by keikosuminoleb | 2016-03-14 01:10 | museum 美術館・名所 | Comments(0)

『21組の有識者が語る、21世紀のデザイン』
 / ギャップジャパン



昨年秋に出版された本ですが、お知らせがまだでしたので
ここで。



タイトルが示す通り、
これからのデザインについて
日本国内外の専門家が、それぞれの専門的見地に立って
見解を提示している1冊です。



この中で、フランス人デザイナー建築家
ジョゼフ・ディランさんのインタビューを
担当させていただきました。
建築・・・に対する人々の要求が変化し、
建築自身の役割も変わってきています。
P68-71です!



インタビューは、
ディランさんの事務所で行われました。
どういうわけか、私は
こじんまりとやってらっしゃる様子を想像しており、
伺ってみてびっくり。
エレベーターの扉が開くと、
パリを一望するオープンスペースがドーン!
 *事務所HP →Joseph Dirand Architecture


ずらららららーと並ぶPCの前で、
いったい何人の優秀な若者たちが働いてたでしょう。


そのオープンスペース奥の中央に、
ガラス張りで透明になったディランさんの個室が。
個室と言っても、広々です。



ディランさんは
まるでバカンス明けのように綺麗に日焼けし、
リラックス感いっぱい。
素足にスニーカー、パンツを軽くたくし上げ、
くるぶしを見せていました。(と、記憶しております)

私の目は、ハートになっていたことでしょう 016.gif



インタビュー中、8歳になる彼のお嬢さんが登場したりして
(この子がまた、素直そうで賢そうで、可愛くて!!)
なんとまあ、公私ともに充実しているんだろう、と。


男前で、まだお若く、
仕事に成功し、
私生活ではかわゆいパリジェンヌのパパ。
言うことなしですよ!

どんなに男前だったか、みなさんにもお見せしたいと思い
写真を探したところ、
ニューヨークタイムズのために彼が作った
パリのアパルトマンのムーヴィが出てきました。
こちら→ T Magazine
そしてもう一つ→ MOVE


でも、ムーヴィで見る彼は
私の目がハートになった時とは
ちと違っているような?



ともあれ、『21組の有識者が語る、21世紀のデザイン』
今、仕事をされているあらゆる分野の方々に
有益な情報がある、と思います。
放送作家の小山薫堂さん(くまモンの生みの親)が予言する
観光立国ニッポンの作り方、など、
「そうだよね!」と思いました!!



DESIGN for the FUTURE 21組の有識者が語る、21世紀のデザイン ←楽天からのお取り寄せ








* * * * * * *

                                                what's new in paris ? パリ情報、毎日発信しています! → a0231632_18374182.jpg      
   

                                                    my daily life  私の日常スナップ集 & パリ情報 → a0231632_1838120.png

by keikosuminoleb | 2016-03-12 00:58 | お仕事のお知らせ | Comments(0)
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写真の整理をしていたら、
出てきました。
去年の4月の、ブノワでのランチ。


パリのブノワの魅力は、何と言っても
正統派の伝統フレンチが食べられること。

店内のしつらいも、カトラリーやお皿、
コーヒーカップも、
「古き良きパリ」を今に伝えています。


この古めかしくも、お上品な可愛さ!

元祖乙女という感じ 016.gif

話題の店が次々にオープンするパリで、
伝統のこの可愛らしさは貴重ですよね。
今では、ここと、あとは
グラン・ヴェフールくらいではないでしょうか。


では、〝パリで唯一、ミシュランの星を持つビストロ〟ブノワの
お料理を!



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Huîtres Rockefeller
牡蠣のロックフェラー風

さっと火を通しただけの
牡蠣のグラタン。フレッシュ!




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Soufflé aux écrevisses
Léopold de Rothschild
ザリガニのスフレ
レオポルド・ド・ロスチャイルド風

甲殻類の旨み成分がぎっしり濃密。
ソースだけでもパンが進む進む。




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かわゆい❤️


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Boeuf Wellington
asperges vertes et jus truffé
ビーフ・ウェリントン
グリーンアスパラガスとトリュフの煮汁





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イシダイと季節の野菜❤️




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charlotte fraise-vanille
シャルロット・フレーズヴァニラ

世の中に
こんなに可愛いデザートがあったとは!




断面は、こんな感じに層になっていて、
たっぷりとフレッシュなソースをかけてもらい・・・
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ロゼシャンパンといただく!
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フランス語では、ワインは「グラス1杯」
シャンパンは「クープ(杯)1杯」
といいいます。

つまり、シャンパンはフルートグラスではなく
カップでサーヴするのが伝統。
アラン・デュカスの店では、シャンパンはカップが基本!

アスティエ・ド・ヴラットのブノワさんも言っていましたが、
もともとは
グラスの足の部分から泡が立ち上る
このようなカップでシャンパンを楽しんだそうです。

シャンパンはパーティの飲み物♪
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食後のコーヒーは、
ル・ショコラ アランデュカス こちらのチョコレートとともに。
これがまた、たまらんのです。
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マドレーヌも絶品だった〜!!
そしてさっきから、いちいち可愛い!!!!!




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シリコン型ではありません。
このまま、焼きたてを「どうぞ」と出されました。






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今も古い伝統にのっとって新聞を置き、
創業時のざっくばらんなムードを演出する、
そんな店内です。




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オススメです・笑


だって、せっかくパリに来たら、
パリらしい雰囲気の中で
パリらしいものを食べたい!
そう思いますよね!

ここは、ババオラム(ビストロの定番デザート)も、
ラム酒(カリブ海の特産品)ではなく
アルマニャック(フランスの特産品)にしてしまうくらい
100パーセントフランスに徹している。
フランスの伝統、満載! です。


一口メモとして、
ランチのセットメニューがお得! → 39ユーロのランチメニュー





20, rue Saint Martin
75004 Paris
営業時間:
12h-14h
19h30-22h(月〜木)
19h00-22h(金〜日)
定休日:なし

tel. +33 1 58 00 22 05








追記:
今年の春のデザートは、フランボワーズのバブロバ、バーベナ風味 053.gif
2016年4月15日から
パリのブノワに登場するそうです〜 053.gif053.gif053.gif

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©Pierre Monetta







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AIRES








by keikosuminoleb | 2016-03-08 05:59 | FOOD | Comments(0)
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今年1月、伊勢丹のサロン・デュ・ショコラ開催直前に
『マツコの知らない世界』で紹介され、
人気再沸騰となったパトリック・ロジェさん。

世界中から美味しいチョコレートが集まる日本でも、
彼のチョコレートだけは手のとどかない夢!
(大げさ?)


日本のサロン・デュ・ショコラにも、
パリのサロン・デュ・ショコラにも出店せず、
日本にはまだショップをもたない
数少ない有名ショコラティエの一人なのです。

入手の手段は、
パリとブリュッセルにある
ショップへ買いに行くしかない!

ということで、
チョコレートファンにとっては憧れの存在。

(ショップリスト→ パトリック・ロジェHP
オンラインストアを利用すれば、日本からも注文できます→ こちら )




そんな彼のアトリエを訪問するツアーを、
今年のゴールデンウイークに企画しています。066.gif こちら!



2月のある日、打ち合わせに伺うと、
「パトリック・ロジェ」の顔とも言える
チョコレートの彫刻の作成真っ最中。

上の写真、誰かと電話で話しをしていますね?
なんと、ディジョンの名ショコラティエ、
ファブリス・ジロットさんからのコールでした。

大物同士はつながっているのですねー。





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大理石の作業台の上に、バゲット

バゲットに板チョコを挟むのは、パリの子供達の定番おやつです


私たちが仕事でチョコレートを試食する時も、
テーブルには必ず
水と、パンがあります。


写真のバゲットは、チョコレートの試食用ではなく
ロジェさんのおやつでしょう。
「世界一のチョコレートはこれだよ」
と言って見せてくれたクーベルチュールが、
バゲットの隣に散らばっていますから。


・・・

チョコレートを食べるロジェさんを見ながら、私は
昔、(2007年?)
取材をした時に話してくれたエピソードを
思い出していました。


ロジェさんは子供の頃、チョコレートが嫌いだったそう。
理由は
「美味しくないから」005.gif

当時、一般的だった大量生産の板チョコを
子供だったロジェさんは
受け付けなかったそうです。
あんなものは、ちっともおいしくない、と。


ブーランジェ・パティシエの父を持ち、
自分もパティシエの道に進みながら、
途中でショコラティエ一本に絞ったのは

「パティシエの仕事より、ショコラティエの方が難しいから」005.gif


そして今では、
昔、嫌いだったチョコレートを、
好きだと言います。
それは、自分が最高に美味しいチョコレートを
作っているから、ですよね。





さて、
この日、アトリエで働くショコラティエたちは
イースター商品のためにフル稼働。
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みなさん、若いです。
イタリア人、ドイツ人、ポーランド人、スペイン人・・・
以前は、ここで10年間働いた日本人ショコラティエがいました。
フランス人は現在、たった一人だけ。

「みんなで我慢して、フランス人と働いているよ」

とロジェさん得意のブラックユーモア・・・


それにしても、
こんなに国際色豊かな面々を
どういう基準で選んでいるのか?
気になりますよね。

たずねてみると、即座に、


「面構えだ」


と、一言!

その人の顔を見て、こいつとは一緒にやっていける
と、わかるのだそうです。
うーん、
やっぱり面白いです、ロジェさん。


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5月4日のアトリエ訪問では、
「面構え」で選ばれた面々の働く姿を
つぶさに見ることができます 006.gif


そしてロジェさんは、
どんなびっくり話を聞かせてくれるでしょう? 016.gif




今回ここに披露したようなびっくり話、面白エピソードは、
たとえ取材で伺っていても
なかなか記事にはできません。
(取材の目的は別にあり、削るしかないのです)


でも、実際に、直接、
ショコラティエ本人に会う“体験“は
その場で起こる全てを共有することができます。


体験は、
どんな記事よりも、いや、分厚い本1冊よりも、
ずっと豊かで、鮮やかですよね。
それを、「パリのサロン・デュ・ショコラとベルギーの旅」のお手伝いを
2年連続で担当させてもらい、
参加者の皆さんの反応を目の当たりにして、
痛感した次第。



百聞は一見に如かず!





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2月は寂しかったアトリエの庭の菜園も、
5月はみずみずしい新緑に溢れているはず!



「ここのベンチでピクニックをしたジャーナリストは
まだいないのよ〜。
Keikoたちが初めてになるわね!」

と、ロジェさん秘書の、ジョアンナさんが言っていました。





このゴールデンウイークに
パリ旅行を予定されている方、
そして、
チョコレートがお好きな方!
5月4日、お待ちしております!
フランスにお住いの日本人の皆さんも、
そしてフランス人の皆さんも、ふるってご参加下さいませ。




*『パトリックロジェアトリエ訪問ツアー』は、
パリランデブー社とのコラボ企画です。
ツアー告知はこちら → パリランデブー

*さらに詳しいツアーの説明・申し込みは → こちら







以下、
航空券・ホテルの手配にお役立てください。


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by keikosuminoleb | 2016-03-04 06:09 | FOOD | Comments(0)

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日本酒『獺祭』と、フォアグラを合わせるイベントこちら 
お邪魔した、
シャトー・ド・クールバン & Spa NUXE


長年無人だった館をリールのファミリーが購入し、
自分たちのセカンドハウスにリノベート。

すると、狩猟でこの地を訪れる人々が
「もしできれば、1泊泊めてもらえませんかね?」
とたずね始め・・・
ホテルになってしまった、というから驚きます。


聞くと、このファミリーは
リールのインテリア会社の経営者。

どうりで、エントランスから居間、書斎、
客室etc 館全体に統一感があり、
しかも細部までかっこいいわけだ!!



私が泊まった部屋を、ちょっとお見せしますね 006.gif


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窓の外は果てしなく広がる耕地。
木の枝のヤドリギが、フランス053.gif って感じでした。




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バスルームへ・・・




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大胆にど真ん中!
いや〜、夢ですねーーー。
右のドアを開けると、シャワー室、
左のドアはトイレ。
便利に、うまくできてます。



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左右対称が、フランス装飾の基本!
安定感が出て、どっしりビシっと決まる。



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石造りの洗面台
板張りの床は、水を使う場所のみ
石のタイル敷きになっています。




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バスタブの下も、この通り。
いいアイデアですよね!



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左端のピンク色の館に
宿泊しました。
アネックスが他にもあり、石造りの鳩舎(というかな?)を改装した
ユニークな部屋も。
この通りプールもあり、そして
そしてほとんど毎日、こんなに素敵な夕焼けが見れる、という。



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さあ、レストランへ!




客室は1つ1つ、内装が違うので、
よろしければサイトをぜひ。
インテリア取材したら素敵だろうな〜053.gif

ゴージャスでありながら、落ち着く、
本当に「我が家」ですよね。



7, rue du Lavoir
21520 Courban
France
tel. +33 3 80 93 78 69
contact@chateaudecourban.com






*木下隆志シェフが腕をふるった!!
日本酒『獺祭』x フォアグラのマリアージュイベントは、こちら

*この土地でとても盛んな最も古く、最もノーブルな狩猟!
シャス・ア・クールは、こちら






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by keikosuminoleb | 2016-03-02 01:47 | フランスの田舎 / 南仏 | Comments(2)