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パリ在住20年ライター&コーディネーター角野恵子目線のパリ情報です。Keiko SUMINO-LEBLANC, journaliste japonaise, FOOD et Life Style.


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カテゴリ:読書( 2 )

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仲良くさせてもらっている
ラデュレのサフィアさん。

待ちに待った彼女の著書が完成し、
先日我が家に届きました。
サフィアさん、ありがと〜〜❤️





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写真は、雑誌『家庭画報』ほかで
ご一緒させてもらっていた
武田正彦さん。

パリには、素晴らしい日本人カメラマンさんが大勢いますが、
その中でも間違いなく頂点に君臨する
フォトグラファーです。



さて、早速
ページを開いて、と ・・・


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サフィアさんの愛猫3匹と、
彼女のアパルトマンのひとコマ、ひとコマ。

ネコに関しては
世界最上のケアを惜しまないサフィアさんですが、
同じように
暮らしのシーンを彩ることにも
ぬかりありません。
インテリアはもちろん、細々とした雑貨類も。



それにしても、
ネコについて1冊の本を書く、というのは
一体どういう内容なのだろう?
と、思っていました。
実際手に取ってみて、
この本は、ちょっとベビーブックに
似ているかもしれない、という印象。


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自分自身のネコの写真を貼る
ページが、いくつもあります。

そして、ネコとの暮らしに関する
ありとあらゆるアドバイスの数々!

例えば、
「ネコとのバカンス
ホテルの場合、1軒屋を借りる場合」
など。

実にクラースな
シチュエーションですね〜〜!!

本当に、本気で、
半端ない愛情を注いで、
ネコたちと暮らしてきたサフィアさんだからこその
名言・名アドバイスが次々に飛び出します。


実は私、一時期、
サフィアさんのブログの
日本語訳を担当させてもらっていたことがあり・・・

⇩ こちら




『モン・キャットブック』を読みながら
翻訳担当していた当時の感覚が戻ってき、
懐かしく思いました。
サフィアさんの文章、とても知的でエレガントで、
しかも、ウイットに富んでいるのです。



どんどんページを繰って行くと
最後の方に
インスタグラムからの転載写真集が。

そうです!!
我が愛猫テトも仲間入り!!!


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立派な血統書付きネコちゃんたちに混ざって
小心者で気の強い
我が家の白黒雑種ネコ・テトの写真。



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こんなテトですが、
我が家では世界で一番可愛いネコ!

きっとその気持ちがわかるから
サフィアさんは
テッちゃんの写真を選んでくれたのでしょう。




ところで・・・

韓国人イラストレイター
im gun young さんが、
テトのポートレートを描いてくれました。


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このポートレイトをサフィアさんは
たいそう気に入り、
彼女のインスタグラムにあげてくれたんですよね。
*サフィアさんのインスタ こちら!


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ウンニョンさんも、ネコと暮らしています。
ネコを愛する者同士は
気持ちがつながりやすい。
そうそう、カメラマンの武田さん宅にも
美猫がいます!


そして私は
このキャットブックをぜひ、翻訳したいんですよね・・・
サフィアさんの文章だからこそ!







おまけ 1:
ウンニョンさんが描いてくれた
私のイニシャル!
私とテトの人文字です❤️


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おまけ 2:
ラデュレのダイヤリー、来年向けに1冊如何でしょう?
翻訳担当しています!





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by keikosuminoleb | 2017-10-29 03:09 | 読書 | Comments(0)
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誰もがタイトルを知っているベストセラー本
『フランス人は10着しか服を持たない』

2014年10月に発売されてから2年も経った
去年、2016年秋に、
日本の友達にお願いしてお土産にもらい、読みました。


パリ関連の本は、
もうずっと前(20代の頃)からそう感じていたのですが
なかなか共感できるものに出会えません。
「この人のパリの本なら、ぜひ欲しい!」
と思って買った本に
「・・・あれ? パリってこんなんだっけ・・・?」
と、なんど思ったことか。


とかなんとか言いながら、当時の私(20代の頃)が
どれだけパリを知っていたかというと、
これがまるで初心者。
たった1度、1週間パリ旅行をしただけで、
第一それ以前は
この街の芸術にも、ファッションにも、
食べ物にも憧れていませんでした。
何も知らないも同然です。



パリのことをろくに知らない私が、
たった1度だけ旅行をし、
魅了され、
日本で感じられるパリを探して・・・

そんな時、本はとてもいいツールだと思うのです。

が、これがフィットしない。
楽しみに読めば読むほど「なんか違う」と・・・




で、気づいたのです。
「きっと、その人の数だけ、パリがあるんだ」
と。

パリは世界に1つですが、
そのパリを歩いて、見て、体験した人の数だけ
パリはあるんだと思いました。
(そういう都市も、珍しいかもしれません)
だから、共感できるという確信のある著者の本を読んでも
いまいち、私自身のパリとは違っていて
欲求不満が残ったのだと思います。

そんなわけで、パリに関する本を
あまり読まなくなっていました。



『フランス人は10着しか服を持たない』においては、
タイトルからして私は引きました。

「そんなわけないじゃん」
と、即座に思うからです。

また、
「こう言うキャッチーなことを言うから受けるんだよね」
とも、瞬時に思ってしまう。



いわゆる「ひがみ」なんですけど
それを差し引いても手が伸びず・・・

私の友人や先輩たちからは
「パリ本のベストセラーなんだから、同業者として一度読んでおいたほうがいいよ」
とアドバイスもされましたが・・・


そして2年も経ってようやく読んで、
読み終わった感想は
「面白い!」
です!!!


なぜ面白かったかというと、
パリとか、10着とかとは関係のない
もっとずっと普遍的なことを言っている本だから。

正直、最初の数ページで展開される
ステレオタイプな描写には共感できませんでした。
が、ページが進めば進むほどステレオタイプから離れ、
キャッチーなハウツー(ワードローブを10着に絞りましょう!とか)もなくなり、
「確かにそうだわ!」
と、共感。
彼女の提案に「そうだね、これからはそうしてみよう!」
と学びもするようになっていたのです。




ざっと1度だけ読んでみての感想ですが、
そんな風に感じました。
そしてまた、
さすが、アメリカで本を出すような人は
ちゃんと勉強しているし、実力もあるわと。

読み始めるまえは「ブロガーがたまたまヒットして」というようことを
聞いていたのですが、
子供の頃からショービズの世界で仕事をし、
大学では演劇(映画だったかな?)を学び、
その後クリエティブコースで文筆も勉強している
努力と実力の人でした。
ジェニファー・L・スコットさん!

また読み返してみようかな〜






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by keikosuminoleb | 2017-03-11 21:45 | 読書 | Comments(2)