ルノートルのクリスマス2016 ビュッシュ・ド・ノエル @ Lido !

ルノートルのクリスマス2016 ビュッシュ・ド・ノエル @ Lido !_a0231632_02491184.jpg

ルノートル!
日本からは撤退してしまいましたが、
フランス人にとって絶対的なメゾン。
スイーツも、お惣菜も、非の打ち所がありません。


クリスマスになると、ここ最近は
フランスの老舗ブランドとのコラボビュッシュが
話題にのぼります。
(*去年はエルメスの『プチアッシュ』とコラボ)



今年は、シャンゼリゼのキャバレーLido リドと共演!
リドの新スペクタクル『Paris Merveilles』(パリ・メルヴェイユ)から
インスピレーションを得た
Bûche Merveilles ビュッシュ・メルヴェイユが
誕生します〜〜〜。

クリエーションシェフでありMOF(フランス最優秀職人)の
Guy Krenzer ギー・クランゼールさんも
出来上がりに満足されているご様子 ❤️





ルノートルのクリスマス2016 ビュッシュ・ド・ノエル @ Lido !_a0231632_02495420.jpg
リドのステージを模した
平たい形のビュッシュ。
ベース(ステージ部分)は
ルノートル氏によるオリジナルレシピ
Le Schuss ル・シュス。
軽いチーズケーキに似ています。
土台にスペキュロス(ベルギー名物のシナモンクッキー)を加え
パリ・メルヴェイユ演出家の故郷色をプラス。





このクリスマスプレゼン、なんと
リドの舞台裏で行われました!!

ルノートルのクリスマス2016 ビュッシュ・ド・ノエル @ Lido !_a0231632_02503144.jpg


ダンサーを見ていたら
リドのショーを
見ないわけには行かない気持ちに!!




ルノートルのクリスマス2016 ビュッシュ・ド・ノエル @ Lido !_a0231632_02511340.jpg

Crazy Horse は見たことがあっても、
リドとムーランルージュはまだなのです・・・
こういうレヴューの文化が
しっかりと根付くパリ。
せっかく住んでいるのだから
貯金してでも見に行かなきゃ!



ルノートルのクリスマス2016 ビュッシュ・ド・ノエル @ Lido !_a0231632_02515639.jpg

ビュッシュ・メルヴェイユの
試食テーブル。



ツヤッツヤの
砂糖細工の白鳥、
1つ1つパティシエが作るんですよね・・・

ルノートルのクリスマス2016 ビュッシュ・ド・ノエル @ Lido !_a0231632_02524539.jpg
ルノートルだからこそ
できることではと。




リドの舞台には
クリスマスにふさわしいお料理がずらり!

ルノートルのクリスマス2016 ビュッシュ・ド・ノエル @ Lido !_a0231632_02582687.jpg
イチジクの葉で蒸したフォアグラとオマール、
テーブルの上でスモーク仕上げした
透明感のあるタラなど。
ルノートルは、パーティの仕出しもしていて
お惣菜も
とても好評なのです。

ただただ、さすが!





ルノートルのブティックは
パリのあちこちにあるので、
是非一度お立ち寄りになっては。
エクレア一つ買ってみても
「さすが、フランスの名門メゾン」
とうなるはず!

ブティックの情報はサイトから → Lenôtre






おまけ:
パリ市がプロデュースする
パリのプロモーションビデオ!
パリって本当に素晴らしい! Merveilleux !!





これを見て涙ぐんだ私は
かなりのナショナリストでしょう・笑
人種のるつぼ・パリは
魅力いっぱいの素敵な街で、
いつでも努力を惜しまず、
みんなにとって夢の場所であり続けている。

カフェやブティックで
いい加減な接客に合うことも
だいぶ減った気がします。
が、先日パリマダムの友人が
メトロのインフォメーション担当者が
外国人観光客に対してかなり不親切だったと
憤慨していましたが・・・
親切な人ばかりじゃないのは、どの国も一緒。


「こんなプロモーションビデオを作って
もしテロに巻き込まれたら、責任とってくれるの?!」
という声が聞こえてきそうです。
わざわざ戦時下にある国に
旅行することもないでしょう。
が、
私はパリのたゆまぬ努力に感服します。
思えば・・・
ヴェニスを見て死ね、は名言ですね・・・








【お知らせ】
フランスのもう一つの老舗パティスリー
『ラデュレ』のダイアリー。
翻訳を担当させてもらいました。
お料理やおつまみ、デザートのレシピはもちろん
素敵なおもてなしのヒントや
普段の生活を楽しくするアイデアが
たっぷり詰まったダイアリーです!
クリスマスプレゼントにいかがでしょう。





*****

角野恵子、こんな仕事をしています。→こちら
取材、コーディネート、旅のお手伝い、ご質問etc コンタクトはこちらからどうぞ。→こちら









Commented by chocolat0713 at 2016-09-28 07:35
角野さま、ルノートルとリド、豪華な組み合わせですね。
今回のパリ旅でキャバレーにも行きたいなと思っていますが、リド、いいですね。
そしてこのPV!パリLOVEがあふれていて、ますます気持ちが盛り上がります。この美しい街が一日も早く「普通」の状況に戻れることを念じてやみません。
私がフランス、そしてパリ好きになったのは、PVにあるようにいろんな人種・嗜好の人たちがみんなふつうにいること、街並みが美しいこと、何よりそこに流れる時間のゆるやかさに魅かれたからでした。(残念ながら、パリもずいぶんぎすぎすしてきたなあ、と感じる場面も多くなりましたが)
そんなことを思い出したPVでした。
Commented by keikosuminoleb at 2016-09-29 04:15
> chocolat0713さん

PV見てくださって、また共感していただけて嬉しいです!
パリのギスギス・・・うーん、確かに・・・
でも私個人としては、20年前よりも接客は改善されていると感じますが、
どうでしょう?

コメント頂戴して
私が初めてパリを旅した時も、時間のゆるやかさに驚いたことを思い出しました。
朝からカフェのカウンターでビールを飲むおじさん。
それも普通の風景・・・
そういうパリを面白いなあと思い、好きになりました。

で、キャバレーですが、
リド、良さそうですよね!!!
私も奮発して見に行きたいと思います!!!


Commented by chocolat0713 at 2016-09-29 07:42
角野さま、そうですね、接客は感じがよくなった、と思います。とくに私が初めて訪れた89年は、駅(海外列車も走る国際駅なのに)でまったく英語が通じず、少々苦労した覚えがあります。(まあ、このときの経験からフランス語を勉強したので、結果的にはよかったのかも)

ただ、スーパーのレジのおばさんの無愛想さはあいかわらずですね。これはこれで、「パリにいるんだ」という気分になりますが(笑)

でも、それもこれも含めて、Parisですね。
Commented by confortable-juju at 2016-09-29 21:03
角野 様☆
ルノートル、嬉しいなぁ。
実はルノートル情報もあったら嬉しいなぁと思っていた矢先にアップして下さったので、念が届いたのかしらと思ってしまいました!!
演出がゴージャスですね。
もはやクリスマスを超越しているような。これまでアップして下さった他ところもそうですが、パリのクリスマス、すごく力が入っていますよねー。毎回圧巻です。

日本から撤退してしまったルノートル。。。
いつか関西にも出店してくれることを願っていました。
以前に毎月横浜に出向く機会があり、そのころは横浜そごう店に毎回よってはショーケースを眺め、パンを買うのが楽しみでした。エクレアや洋ナシのタルト、フォレノワールなど、オーソドックスなお菓子がおいてありました。実はありそうなんだけれど、意外においてるお店が少なかったりして・・・。
ルノートル大好きです。

パリのプロモーションビデオもよいですね~。
いいところがギューッと詰まっていて。
今度パリに行く機会があったらまた夜のセーヌ川クルーズがしたいです。お食事がなくて、簡単にのれちゃっうやつ。ライトアップされたパリの街が綺麗だった!今でも印象に残っています。
juju
パリに行くことがあれば、あれはまた絶対に


Commented by keikosuminoleb at 2016-10-01 00:26
> chocolat0713さん

これはこれで、「パリにいるんだ」

笑えました!
同感です(涙? 笑? どっちをつけたものか・・・)

一人一人のレベルが低すぎて呆れる事も多々ありますが、
それでも、そんな一人一人が逃げも隠れもせず
表に顔を出して発言できるフランス。
健全ですよね。

話がそれました!


英語の問題は、だいぶ解消されましたよね。
ちゃんと進化していることにちょっと驚きます!!


Commented by keikosuminoleb at 2016-10-01 00:30
> confortable-jujuさん

喜んでいただけてよかったです〜〜〜〜❤️

さすが、お菓子の仕事をされている方は
着眼がより本物志向だと感じました。
見た目のキラキラさに惑わされるのが
一般の私たちだと思うのです。
でも、クラシックで、ちゃんと美味しいものを選ぶjujuさん、
さすがだと思いました!!

そういう、本物を求める人のための店が
もう少しあってもいいような・・・

クリスマス情報、もう少し続きますので
おつきあいのほどよろしくお願い致します!


by keikosuminoleb | 2016-09-27 00:13 | FOOD | Comments(6)

パリ在住26年ライター&コーディネーター角野恵子目線のパリ情報です。Keiko SUMINO-LEBLANC, journaliste japonaise, FOOD et Life Style.


by KSL