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パリ在住20年ライター&コーディネーター角野恵子目線のパリ情報です。Keiko SUMINO-LEBLANC, journaliste japonaise, FOOD et Life Style.


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『バービー展』@ パリ服装芸術美術館 

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パリのメトロや街中で見かける
かっこいいポスターに誘われて、見に行きました『バーピー展』!!
(*メトロのポスターはこんな感じ。最後に出てきます!→ こちら )
場所は、Musée des Arts Décoratifs パリ服装芸術美術館

1500㎡のスペースに、
バービー人形700体が集合する、
フランスの美術館では初めてのバービー展だそうです。

見てみて、
バービーがいかにファッショナブルかを痛感。
そしていかに、子供達の願いを投影し続けてきたかも。

1959年、発売と同時にセンセーショナルを巻き起こしたバービーは
それまでの「赤ちゃん人形」ではなく、
若い女性の体をしていたところが画期的だったそうです。


生みの親は、おもちゃ会社Mattelの社長婦人
ラス・ハンドラーさん。
女性です!
ラスさんは、愛娘のバーバラちゃんが
紙製の着せ替え人形で遊ぶ姿を見て、
「これで立体のものを作りたい!」
とひらめいたのだそう。

「女の子は赤ちゃん人形で遊ばない。
将来の自分の姿を投影できる、若い女性の形をした人形が
是非必要だわ!」


ちなみに、バービーという名前は、
バーバラちゃんからとったそうです。
バーバラ、バービー。

バービー以前の人形たち。
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紙の着せ替え人形。
これで遊んだ経験のある世代は、
ギリギリ私たちまで(アラフィフ)ではないでしょうか。
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しかし、このアイデアを実際に形にするのは
並大抵のことではなかったそうです。
一番の難関は、なんとバービーの胸!
あのメリハリボディーを、小さい人形で再現すること、
加えて、
素材のプラスチックも
人形にふさわしい柔らかい手触りのものでること、
などなど、難問は多く・・・
しかもコストがかさみ・・・
最終的に、技術と価格の面から
日本でのみ製造可能という結論に。
(ほんの数年前までは、安い労働力の代名詞だったんですよね、日本も)

ところが日本での製造に対し、Mattel社の社員は猛反対!
気持ちはわかります。
どうしてアジアで?! 
ここ(アメリカ)に優秀な社員がいるじゃないか! となりますよ・・・
それでも、記念すべきバービー第1号は、
日本で製造されています。
知りませんでした!!



バービー、本当にオシャレ!
ロンドン風ファッションが似合っています。
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パリジェンヌ風も。
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記念すべきバービー第1号は ↓こちら!
よく見えませんけど!!
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発売されるや否や、用意していたコーマーシャルが不要になるほど
爆発的に売れたそうです。
その後順調に人気を伸ばし、バービーだけでなく
バービーの家族、友達、彼氏などなど
いろいろな人形が登場。
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目は18色、髪は23色、肌は8色のバリエーションが。
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ふとめちゃん、のっぽちゃん、おチビちゃんなんかもある
というからびっくり!
アジアちゃんもいますね、というかこれ、友達かな??
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第1号はこのゼブラ柄の水着の子❤️
やっぱり特別にカッコイイ!
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バービーは、いろいろな職業をこなしてもいます。
宇宙飛行士、ピアニスト、バレリーナなど。
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大統領にも!!
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看護婦さん。
これ、シックだわ〜。
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やっぱりアメリカンダイナー、
いいですよね〜〜〜❤️
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驚いたことに
車椅子のバービーなどもありました。
本当に、すべての女の子たちの夢を
具現化してきたのですね。

50年代に、アメリカのビジネスウーマンが生んだ
女の子の永遠のマストアイテム、バービー。
どんなに世の中が変わっても、
バービーは不滅という気がします。
女の子は必ず、お人形で遊びますから・・・


美術館のブティックには、
バービーに関する本がたくさん集まっていました。
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バービー展、2016年9月18日まで開催しています!
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Musée des Arts Décoratifs パリ服装芸術美術館
107 Rue de Rivoli, 75001 Paris
開館時間:11時〜18時(木曜は21時まで)
休館日:月曜




追記:
amazonで見つけてしまいました、トレンチコートのバービー。
『バービー展』のものとはまた
モデルが違いますね。
いろいろありますねー、バービー!

バービーコレクター バービー ファッションモデルコレクション トレンチコート(DGW54)







追記2:
実は『バービー展』の後、ぶらぶら歩いて
工事中のサマリテーヌを見に行き・・・
そっちの方が盛り上がった!
よろしければ→ こちら!です!!







*****


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Commented by kanafr at 2016-04-23 11:07
わぁ、角野さん行ってらっしゃったんですね。
私,まだ持っているのは、ほんの2体程なので、コレクションとは言えないんですが、バービーファッションモデルコレクションに魅せられています。きっかけはボンマルシェの100年記念のバービーを購入したからなんですけどね。
色んなデザイナーとコラボしたりして、もはや子供の物とは思えないっていう感じですよね。
でもまだ行こうって思いながら、なかなか時間が取れず行ってませんけど..。是非行かなきゃ!
Commented by keikosuminoleb at 2016-04-23 17:53
> kanafrさん

私のバービーは、多分9歳か10歳の時に買ってもらった1体だけなんです。
でもとても大切にしていたので、今でもあるはず・・・
大学生になってアメリカにホームステイした時、
ステイ先の子が10体くらいバービーを持っていてびっくりしました。
スケールが違うなあ、と、
これがアメリカかあ、と、妙に痛感したのでした。

とまあ、バービーに関する思い出は
一人一人にありますよね・・・
kanaさんのコレクターバービーは素敵でしょうね!
バービー展のように、ガラスのクロシェに入れて飾りたいです。

by keikosuminoleb | 2016-04-23 05:00 | museum 美術館・名所 | Comments(2)