keiko's paris journal <パリ通信 - KLS> keikoparis.exblog.jp

パリ在住20年ライター&コーディネーター角野恵子目線のパリ情報です。Keiko SUMINO-LEBLANC, journaliste japonaise, FOOD et Life Style.


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Les Tricoteurs Volants 〜 『空飛ぶ手あみ人』という名の手芸屋さん

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去年の冬の夕暮れどき・・・
パリ10区を歩いていたら
カラフルでレトロな、ちょっと変わったウインドーに遭遇。
立ち止まってよく見ると、
「絶滅危惧種」と言われて久しい手芸店です。
(*その時の写真は→ こちら 



リボンやボタン、毛糸など、
手芸店は見ているだけでも楽しいですよね。
そんな手芸店が、なくなってしまうのは寂しい。
とは言っても、手芸人口が少なくなれば、それもやむをえないわけで・・・
がしかし! 昨今のDIYブームから
徐々に活気を取り戻している分野でもあります。
だからこそ、こんなに素敵なお店があるんだろうな〜と
好奇心から店のドアを押しました。

中に入ってみて、大正解!!
まず、店主が男性です!
そして、男性店主の審美眼で選ばれた、魅力的な品々!
道具だけでも欲しくなるような・・・


レ・トリコトゥール・ヴォラン、
こんなお店です ↓



春のウインドーは、原っぱのイメージ 🌼
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店のロゴも洒落ています。
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そして、この品揃え!!
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手編みのものって、
難しく凝った編模様よりも、自分の好きな色で編むところに
魅力があると思いませんか?
私はそういう派です。



道具もとてもおしゃれ!
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上質なアルパガもあります。
店主のイチオシ!


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本もいろいろ。
なぜか編み物シーズンの冬よりも、
春の方が充実している、という・・・
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何も作らなくても、つい欲しくなりますよね!
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安全ピンなどの小物。お土産にいかが?
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店主作、コウモリ!
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こちらも店主作。
現在ショール作りに夢中の様子。
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ここにも・・・
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ショールは横幅があるので、
輪編みの編み棒で編むのだそうです。
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店主のエンリコさん!
店に入り、彼と、彼が作る店内を見た瞬間に
「次の編み物の材料は、ここで買おう」と決意しましたよ!!
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Les Tricoteurs Volants

22 rue de la Fidélité
75010 Paris
Téléphone : 01 47 70 52 57

営業時間 : 10h30 – 19h30(月〜土曜)

定休日:日・月曜

*現在改装中につき休業。4月26日(火)から再営業します。





エンリコさんによる手編み教室情報は、
HP、またはFacebookで。
フェイスブック → FB :Les Tricoteurs Volants



・・・
勉強も仕事も、下手をすると友達付き合いまでも
インターネットやパソコンで行われる現代。
そんな時代だからこそ、かえって
若い人たちの中には
「自分の手を使って、実際に、具体的なものを作る喜び」
を見出し、DIYをする人が増えているようです。
などの本作りのために取材をしながら、それを実感しました。


絶滅が危惧された手芸店も
案外、安泰かもしれません。
本屋や本も、同じだといいなあ・・・



そして、個人店の魅力もまた
最近になって見直されていると感じます。
だってこんなに可愛いお店、量販店や大型店にありますか!?
エンリコさんに会いに、近いうちにまたお店を訪ねると思います。
やっぱり人は、人が好き! パソコンではなく!!
次は何を編もうかな ❤️



追記:
去年、新潟のパン屋さんラ・ターブル御一行様の
パリ旅行をお手伝いした際に、
意外にも手芸店で盛り上がったという経験があります。
細々したものをあれこれ悩みながら選ぶのは
楽しいもの。
" 旅の思い出を使って手作り" したら、
二重の楽しみがあっていいですよね。








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Commented by kanafr at 2016-04-22 05:32
本当にこういうお店は、残ってほしいですよね。
ラファイット等も、一時手芸コーナーが消えていましたが、復活しましたものね。
ここは、野呂さんの毛糸は扱っているのでしょうか?
Commented by keikosuminoleb at 2016-04-22 21:06
> kanafrさん

そうなんですよね、ラファイエットの手芸売り場復活しましたよね!
で、今思い出しましたが
昔、1館そのものが手芸と布で成り立っていたBouchara が
ラファイエットのお隣にあったんですよね・・・2005年くらいまではあったかな?

さて、
野呂さんの毛糸の存在を存じ上げませんでした!
このお店は凝りに凝った品揃えなので、もしかしたら?
でもヨーロッパの毛糸がメインだったはずです。
今度聞いてみますね!

Commented by kanafr at 2016-04-23 02:29
昨日書き忘れたんですが、野呂さんの毛糸は、以前ボンマルシェの一番上の階に手芸コーナーがあった時に置いてあったんですよ。今ではボンマルシェは、手芸コーナーなくなったかもしれませんけど..。
こんな事書いていますが、実は糸とか布が好きっていうだけで編み物しないんです。すみません。
ただショップとかには興味津々なんですけどね。
バスティーユの新オペラ座の裏のアーケード(今、名前が出てきません、すみません)の所にも大きな手芸やさんがありますよね。
bouchara...懐かしい名前です..。あの頃にあったお店とかが、なくなったのは本当に淋しいですね。いい時代だったんだなあって思います。
Commented by keikosuminoleb at 2016-04-23 17:50
> kanafrさん
そうなのですか!! 野呂さんの毛糸、パリ進出していたのですね!
ボンマルシェの手芸コーナーは、
場所を移動して存続しているはずです。
なんだか見つけにくくなってしまったけど、ありましたよ、確か。

バスティーユ新オペラ座裏のアーケードにある手芸店は
行ったことないですー!
Kanaさんの街にも、感じのいい手芸店ありますよね!
手芸店のある街っていいですよね、その街の品格を手芸店が代表している気がします!! 
Commented by amis-paris at 2016-04-25 02:01
初めまして。編み物ネタはつい反応して初コメさせていただきます。記事になって、「日本人は目の付け所が違う」と店長さん喜んでいました。このお店はフランスの毛糸にこだわっていてNoroの糸はなかったはず。手紬ぎの美しい糸もあり日本からの編み物仲間にも好評です。以前に手芸店だった店舗を現オーナーが買い取ったので、昔ながらの雰囲気が残っています。現在Noroの糸を置いているパリの毛糸店は、Bourse近くのCat'Laineです。ボンマルシェの手芸コーナーやBoucharaがなくなり寂しいですが、手芸サロンを見る限り手芸人口はまだまだ健在です。フランスの手芸好きにとって手芸大国日本は憧れの国なのです。Ayu
Commented by keikosuminoleb at 2016-04-25 17:15
> amis-parisさん

コメントありがとうございます!
ブログ見せていただいていました!!! コメント頂戴でき感動です。

そしてさすが、パリの編み物事情にお詳しい。
もろもろ情報ありがとうございます!!

私も手芸サロンなども見に行きます。
そしてそのセンスの良さにびっくりしています。
手作りと一口に言っても、いろんなスタイルがあり、
いろんな手作りがあるのですよね。

ボンマルシェの手芸コーナー、場所が移動したとばかり思っていましたが
ついになくなってしまったのですね。
あそこの雰囲気もとても良かったのに。

日本も、10年近く前に、池袋のキンカ堂が閉まるときには
大きなニュースになっていました。
逆に今、確か日暮里が
コスプレの人たちの聖地(生地など購入するので)になっているとか。

時代は変化しても、手作り人口健在ですね!
自分で作る楽しみは永遠、ということですね!!

by keikosuminoleb | 2016-04-21 07:53 | デザイン/ DECO/ DIY | Comments(6)